こんにちわ
yukuです☆
前回記事では黒田管理官=ラム説を唱えていたこのブログですが、ニュートラルに消去法で考えれば「いろは寿司」の脇田兼則が最もかつクリアすべき障害の少ない人物である事が現状だったりします。
☆黒田=ラムであった場合クリアすべき障害☆
・ゼロの執行人での降谷への接し方や、コナンに対し「毛利小五郎の知恵袋だと警察庁では噂になってる」との言より、恐らく警察庁の裏理事官である可能性の高い黒田が組織のNo.2とのダブルフェイスなのであれば、純黒でのNOC騒動での振る舞いは説明し難くなる
・また、組織の末端ならいざ知らず、黒田=RUM自身がNOCなのであれば流石に黒の組織の面子丸つぶれである
・逆に裏理事官としての顔が偽りならば「バーボン」呼びしてる以上、降谷とは共犯(降谷も二重スパイ)ってことになるし、もしそうだとしてもやはり純黒でのNOC騒動は説明がつかない(※なお、こちらについては前記事で一応強引に辻褄合わせの考察済)
・キャンプで顔合わせした灰原のセンサーに引っかかっていない
☆若狭留美=ラムであった場合クリアすべき障害☆
・灰原のセンサーに引っかかっていない(一瞬その素振りがあったが最終的には「私、若狭先生好きだから」と灰原に言わせている)
――ということで「消去法的」に、灰原センサーを通過していない上、その他特にこれと言って「ラムである事を否定する確固たる証拠がない」状態の脇田があの3人の中なら一番怪しいということになります。強いて言えばポッと出キャラすぎて、ちょっとあまり気持ちがアガらないというのが個人的所感ではありますが…
ということでここからは、脇田=ラムという線で推理を進めていくうえで個人的に気持ちをアゲていくために、脇田というキャラのバックボーン及び関係者と思われる者たちの動向に迫りたいと思います。
えとえと、もはや考察と言うより妄想殴り書きです!!
「それでもいいよー」って方、どうぞゆっくり読んでいってやってください![]()

脇田の人物像及び関係者の動向について考察
・脇田は降谷零同様、黒田管理官の指示で動く公安からの密偵。
・目的は組織とのダブルフェイスで動く降谷を二重で監視するため。いわゆる降谷が潜入捜査の過程で組織側に寝返った際のリスクヘッジ
・黒田の「バーボン」呼びは降谷が潜入捜査で得た情報を秘匿したりしないよう牽制するため(降谷はIotテロ時の爆発物持ち出しの時もそうだったように、有事の際には独断で非合法措置を取る権限を持ち得る立場にあり、その権限を間違った方へ使用しないか黒田は常に裏理事官として目を光らせている)
・しかし実際に組織と内通していたのは降谷ではなく脇田
・降谷が黒田に工藤邸での一連のやり取りを伏せた理由については、黒田から脇田にその詳細が流れるのを防ぐため
・つまり降谷は何らかのきっかけで脇田が黒田によって派遣された密偵であることを掴んでいる
・それならばなぜ降谷は黒田に対し脇田の存在を言及しないのか…それは脇田を泳がせることで黒田に対しても自分がイニシアチブを取り続けたいという彼なりの思惑があるため
なお誤解のないように追記しておくと、黒田による密偵の派遣は部下である降谷を信用していないからであるとかそういったレベルの話ではなく、降谷を長期の潜入捜査要員として泳がせる以上、もし寝返りがあった際に公安側の情報が筒抜けになってしまっては目も当てられない。つまりリスクヘッジとしての二重監視は当然の処置であるという考え方です。
今回のラム編はいわゆる「ヨツバキラ編」にあたるのではという考察
「デスノート世代」なのでどうしてもね…このラム編の展開にデスノの展開を重ねてしまう部分もあったり…
ヨツバキラとは、真正キラである夜神月が警察や探偵(L)の追及から逃れ欺くため、やむなく一時的にキラの能力などを手放し、その期間のみキラの権限と役割を与えられた人物を指します。とはいえあくまでキラ代行なので、時期が来れば夜神月にその権限は戻るように画策されます。そして当の夜神月はヨツバキラの活動期間中、何食わぬ顔で警察やLと協力関係を結び、共にヨツバキラを追う捜査員としての立場に身を置くのです。
つまり、もし「隻眼のラム=ヨツバキラ」ならば、ラムの正体を暴くこと自体に関してはさほど重要ではなく、むしろラムバレ後、それまで味方側として潜伏し共に捜査にあたっていた黒幕X(エックス)がいかに周りの目を欺き次期ラムポジに収まるかが「見どころ」になってくるのではないでしょうか。
隻眼のラムという「撒き餌」で探偵たちを総動員させ、組織中枢を解体後、警察と組織の両方を黒幕X(エックス)が牛耳る新章が幕を開ける…という展開が待っているのであれば、確かに今のラム候補3名がポっと出キャラであることも頷けます。
いわゆる「警察等も自由に動かせる立場にあり裏ではラム……最強だな」ってやつです(デスノ未読の方すみませんんん)
さて次期ラムの座を狙う「黒幕X」は、今はコナンたちと協力関係にあり、組織・警察双方の情報や動向もある程度は把握できる立場にある人物。
私の中では若干1名、心当たりのある人物が浮かび上がってるのですが…
ずばり結論を申し上げると、夜神月(黒幕)=降谷零ではないかという考えです。
(あひぃ前回記事に引き続きまたもや降谷さん黒幕というオチに…
飽きもせずすみません)

だとすれば次期ラムの座を狙う降谷にとっては目障りな銀の弾丸(コナン・赤井秀一)&ジンがラム共々刺し違えてくれるのを今は手ぐすね引いて待ってる状態でしょうか。
いやいや降谷零といえば「僕の恋人は日本」と言い切り命がけでテロの脅威から国を守ろうとしていたほどの正義感と使命感の持ち主…そんな彼が黒の組織No.2の座を狙う黒幕であるはずがない、という理屈もわかります。が、もし降谷にとっての「正義」が、組織の中枢にのし上がることでしか成しえないものであったなら…?
キラ=夜神月がデスノートを使用する理由も私利私欲のためではなく、純粋な正義感からでした。
今年の劇場版名探偵コナン『ゼロの執行人』が「正義vs正義」のぶつかり合いだったことを思えば、それが来たるラム編最終決戦のテーマであることを示唆していたという可能性なきにしもあらずです。
もし『名探偵コナン』がジャンプ作品なら結構な高確率で黒幕=降谷零って展開来るはずなんですが、あいにく少年サンデーですからね…ジャンプっ子としてはいまいちサンデーの出方は読めないでいます。
断言しちゃいますが、コレが少年ジャンプなら次期ラム=降谷零で決まりです(だから『名探偵コナン』は少年サンデーだって何度言えば…
)

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※ちなみに目下休載中の『名探偵コナン』ですが、連載開始は40号からとのことですので、ラムの正体が暴かれるのもそれ以降ってことになりますね。40号はざっくり8月の終盤に発売予定らしいです。つまり夏休みいっぱいはせいぜいラムの正体&黒幕妄想にドップリ思いを馳せたい所存です。