※ちょうど「ミストレ編突入時まで読了したというシチュ」でのなりきり記事です
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※もし自分がこの時期にリアタイで読んでたら果たしてどんな推理をたててたかなーっていうのを想像して書いてみました(完全に自己満足なやつです!butもしよければ茶番にお付き合いいただければすごく嬉しいです)
「バーボンは誰だ」…正体の候補は3人の探偵に絞られた!!!
えー私の場合、アナグラムやキャラの台詞からヒントを探るとかそういうのにはとことん向かないタイプにつき…(細かい作業は苦手なんですーー)
せっかく3人まで絞ってもらえたんだし、ここはひとつ、これまで語られたバーボンという人物像をあらゆる角度からプロファイリングした上で該当しそうなキャラに迫って行きたいと思います!
まずは3人の属性を二分してみる
センター試験なんかの多肢選択問題でやりませんでした?!3択以上あった場合、類似した内容の肢だけ絞り込んであとの仲間外れな肢は解答候補から除外していくってやつです!
まああくまで正解率を少しでも上げる裏ワザテクに過ぎませんが…今回は選択肢がちょうど3択なので気安め程度ですがそれをやってみようと思います。
沖矢・安室…男性
世良…女性
→世良除外
沖矢・世良…学生
安室…社会人(アルバイト)
→安室除外
世良・安室…私立探偵
沖矢…私立探偵ではない
→沖矢除外
沖矢・安室…成人済
世良…未成年
→世良除外
世良・安室…可愛い系
沖矢…シブい系
→沖矢除外
えー先に結論を申し上げておくと、私は世良さん=バーボンかなって思ってます。
……あっあっ待ってまだ見捨てないで!
もうちょっとだけ聞いてください私の推理を!
いや確かにね、上記で見ると明らかに性別や年齢など、世良さんは最も候補から除外されるべき属性にあると思ってます。選択肢問題じゃ真っ先に切り捨てるべき候補ですよね!うんそれは分かってます!ここで敢えて世良さんに的を絞る愚考さについての批判は甘んじて受け入れたいと思ってます。
しかしぶっちゃけて私は、バーボン=ひょっとして女性なんじゃないかなという考えを持っていたりします。
まあそればこれまでの話の中で語られてきたバーボンという人物像、そしてほかのキャラとの相関関係などを私なりにプロファイルした上で出した答えなのですが…だとすれば必然的に候補は世良さんしかいなくなるわけで…
まず沖矢昴はバーボンではない
もう少し言えば、基本的に沖矢=バーボンの線はかなり可能性薄だと考えております(一番怪しいっちゃ怪しい気もしますが…)
というのも沖矢を工藤邸に住まわせるという話になった際、あれほど灰原さんが怯え警戒していたのにもかかわらず、「ホームズファンに悪い人はいないから」という、コナンにしては珍しく「非論理的」な理屈であしらい、沖矢をみすみす自分の懐内に入れてしまいます。もしあれで沖矢=バーボンでしたって話になればシャレにならないですからね。いくら「コナンよりバーボンの方が一枚上手だった」的な展開にするとしてもさすがに主人公のメンツ丸つぶれになるのは必至です。よって沖矢=バーボン説は一旦除外させてもらいます!
▼問題のシーン
他キャラとのバランスから考察
バーボンが誰であるにせよ、今後コナンが黒の組織と対立を深めていくうえで重要なキャラとなっていくことは想像に難くありません。つまりベルモット以来の敵側レギュラーってことになるわけですね。
今、コナンにおけるヒロインといえば順当に考えて毛利蘭ちゃんとなるわけですが、一説では、蘭ちゃんはあくまでも新一のヒロインであり、対コナンのヒロインで言えば灰原哀ちゃんなのではないかという声もちらほら聞こえてきます。
まあ相手役云々は抜きにしても、天真爛漫な蘭ちゃんと、ミステリアスな哀ちゃんで人気が二分するのもわかります。紅一点よりもこうした相反する2人のヒロインが存在する方が俄然盛り上がりますしね。その辺うまくバランス取れてると思います。
ですが、敵側(黒の組織側)で見るとどうでしょう。今のところ、ベルモット以外これといってパッとした女性レギュラーっていないんですよね…(キャンティはベルモットと人気を二分するほどのレギュラー枠じゃなさそうですし)
ということは、そろそろ黒の組織側にもベルモットと相反する女性レギュラーがいてもいい頃合いなのではと思います。
なおベルモットといえばどちらかというと大人の魅力たっぷりの「お色気担当」…となれば対となる敵側ヒロイン(バーボン)はベルモットとは相反する可愛らしくてフレッシュなタイプであるべきです。蘭ちゃんと哀ちゃんのバランス関係を鑑みるならば…
そうこの点でも沖矢は除外されるんですよね。なぜなら先程の属性分けでは沖矢のみ「可愛い系」から外れるので。そして安室もどちらかというと「可愛らしい」というタイプ的には若干当てはまりつつも、そもそも男性という属性上、バーボン候補からは外れます。
まあその話抜きにしてもバーボンという人物像自体がどことなく、これまでの組織メンバーより憎めないイメージが拭えないのは、ちょいちょいコマに登場するバーボン銘柄の演出が、マスコット的効果を与えているからなのかなと思います。
▼とりま主張すごすぎィィィィ
まるで「ウォーリーを探せ」のごとく、正体不明の段階からちょいちょい存在感アピールがすごい……いや忘れてないからね他の事件が起こってもちゃんと常に「バーボンはだれだ?!」って気にかけてるから安心してwww
と思わずなだめたくなる構ってチャンな演出っぷり。
恐ろしく有能だけど、ジンからは疎まれるほど組織人としては未熟で跳ねっかえりなスタンドプレイヤーでベルモットのフォローが絶えないような、ベルモットの妹分的存在としてのバーボン人物像が浮かんできます。というよりベルモット自体がジン始め、他のメンバーを喰ったようなトコありますからね。案外、組織内にあって従順とは程遠い、奔放なバーボンとは気が合うのかもしれません。
☆ちなみにもう1つ言えば味方側にこれ以上武闘派女子は飽和状態かなーーとか…![]()

ベルモットとの関係性からバーボン像を読み解く
バーボン考察に欠かせない重要なファクターとしてベルモットの存在は欠かせないと思ってます。
まず1つは先般述べた「敵側ダブルヒロイン」としてのバーボン像考察です。
そしてもう1つは、ベルモットとバーボンの「絆」についてです。
まずベルモットはバーボンがコナンサイドの懐に入るために色々と手助けをしたと言ってます。つまりその過程で、ベルモット側からすれば必然的に、「コナンと蘭に危害を加えたくない」という事情をバーボンに知っておいてもらう必要があります。もしくはバーボンへの協力条件として事前に取引がなされたのかもしれません。
えと要するに何が言いたいかというと、バーボンはこれまで恐らく誰も知り得なかった「コナンと蘭に決して危害を加えない」よう暗躍するベルモットの心の内をはからずも唯一知る存在となるわけです。
たった1人の生き証人…と言っても差し支えはありません。
もし今後ベルモットに不遇が舞い降り、蘭やコナンを庇い立てすることで命を落とすような結果になった時、その死に様を見届け、あるいは蘭とコナンに何らかの形でベルモットの死の真相を届けられるとすれば、それはバーボンしかいないというわけです。
つまり少なくとも「バーボンがベルモットより先に死ぬことはない」ってコトは言えるかもですね。
組織内では非情の女として煙たがられている一匹狼ベルモットでしたが、どうやらバーボンとの絆は他のメンバーとのそれとは違うような感じはします。
なお、ベルツリー急行にて灰原抹殺の命が下った時も、ベルモットはコナンとの「約束」を反故にしてしまう事に多少の気がかりは見せつつ、「でもね…殺るのは私じゃなくバーボン」と、自ら手を下さないならと心の中で折り合いをつけます。
このベルモット独白だけ見てもバーボンへの信頼度は想像に難くありません。
えともしシェリーを殺るのがジンや他のメンツだったら果たしてベルモットはこうもすんなり受け入れたでしょうか…結構微妙だったと思うんですよね。ほかならぬバーボンだから、何とか自分の気持ちに折り合いがつけられたのだとここは分析します。
えー…で、ベルモットとバーボンの「絆」とやらは分かったけど、それがバーボン像と何の関係が??って思われる頃でしょうね。はい、説明します!
ベルモットという女性は、カルバドスの一件からもわかるように、男性から寄せられる自分への好意すらも利用する、いわゆる「男の敵」です。恐らくベルモット自身の男性観がそうなのか、「男は踏み台」としか思ってなさそうな部分もあるんですよね。いやだからと言って女性には心を許すのかというとそれも微妙でしょうが、シェリー抹殺が決まった際にはジン曰く「女同士で妙な仏心が出たか」と案じていたことからもしかしたらベルモット自身にそうした傾向は見受けられたのかもしれません。
ベルモットが「若さと美貌」を維持することに執着しているのもひょっとしたら「若さと美貌」を着飾ることで男性に対し武装しているのかもとふと思ったり…
そんなベルモットの懐に入り協力関係を結べるバーボンの性別は女性であるの可能性が極めて高いと思われ、また性格的にも心を許した相手には実は情の深いところを見せるベルモットと世良は、見た目のタイプ的には正反対でもどこか通じ合うところのある「姉妹のような関係」なのかもしれません。
ベルバボの跳躍でますます女性不信に拍車のかかる黒の組織の男衆…っていう構図もまた一興かな、なんてまだ確定してないうちから妄想が止まらない次第です。
(補足)安室=バーボンじゃないと思われる理由について
しつこくてすみません!
上記では怒涛のバーボン=世良推しを吠えまくりましたが、最後の最後に念押しで脇を固めていきたいと思います。
※ここからは大したこと書いてないんで読み飛ばし推奨です
安室はバーボン候補からは外しましたが、やはり魅力的なキャラであることには違いないので、「当て馬」以外の何らかの理由があって登場したキャラであるとは思ってます。
ところでバーボン考察の過程において、安室さんの人物像をプロファイルする上でちょっと心に引っかかったシーンがあるので紹介します。
これは工藤優作の著書の一節ですが、ここに登場する「推理力に自信のある黒縁メガネの若い男」…このときはコナン達の行く末を暗示するキャラとして描かれているように見えましたが、コナンと由希子は最終的にそのフラグを見事回避し、つまりこの「メガネ推理男」には成り得なかったわけです。
しかし個人的にアリだと思ったんですよね。ここに出てくる、コナンとも小五郎とも違う、「有能だけど調子に乗りすぎて危険な目に遭う」タイプの探偵役って…
そういえば高木刑事の教育係だった伊達刑事が、かつての優秀だった同期について、「自分の力を過信して無茶してどこかでおっ死んじまってるかも」と語ってるシーンがありました。その後の墓参りのシーンでその同僚=安室である可能性が濃厚となるのですが…
安室探偵は警察関係者…そして何らかの理由で警察を辞め私立探偵に。経歴的には小五郎のおっちゃんとそっくりなのですが、大きな違いは「激しく有能であること」
そして伊達刑事による性格分析でも「自分の実力を過信し無茶するタイプ」だったことが窺えます。
「眠りの小五郎」に興味本位で近づき弟子面しつつも心の中では常に推理を出し抜くことを考えてそうな感じはします。コナンの周りって大体「無能」か「有能な理解者」だけしかいなくって、コナンの推理を邪魔するタイプといえばたいてい山村警部のような無能側しかいないんで…かつての白鳥警部みたいに「有能だけど犯人のミスリードにまんまと嵌まりがち」なタイプは貴重な存在だなーと思ってたところだったんで…「推理力に自信のある黒縁メガネの若い男」のモチーフが安室探偵であればきっと今後も程よくコナンと推理対決しつつ適度に現場を混乱させるスパイス的な探偵キャラとして(要は山村警部の有能版)、日常推理編のレギュラーに君臨しそう…つまり黒の組織(敵側)のバーボン=安室ではない。となります。
えー…いかがでしょうか。
最後の考察はイマイチとしても、世良さん=バーボンが一番劇的な気がするんですよね。
沖矢→コナン(少年探偵団)、世良→蘭(園子)、安室→小五郎…とそれぞれ「懐」に入ったことを考慮するなら、果たしてだれがバーボンだった場合に一番ショッキングな展開になるかって考えたら世良さんなんですよねー私の中では(心を許した相手に裏切られる事に一番免疫がないのはきっと蘭ちゃんだと思うんで)
こんないい子が黒の組織の探り屋だったら泣きそう…
んんっ……