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Channel: ゆめかたつの曲解的漫画考
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我がヲタ活動に「スランプ」が訪れる日は来るのか

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こんにちわ
yukuです。

自分の場合、学生時代から今日に至るまでずっと、いわゆる「漫画オタク」であることは隠し通してきた部類でして、然るに学校行事などでイラストなんかを描いたりする機会があっても、こなれてることがバレないようにワザと拙いタッチで描いたりしてました。

すごぉく高飛車な言い方をするならば「イラストが上手に描けるのを隠してた」んですよね。

あわよくば「脱ヲタ」を謀っていた私は、漫画絵の上達なんか望んだことはなかったですし、それでも気がついたら授業中のノートに、あるいはチラシの裏にいつの間にかラクガキしちゃってる自分がいたりしました。

そしてお風呂の中やトイレではいつだって自然と「創作ネタ」を練ってました。

客観的に面白いかどうかはともかく、子供のころからの「創作ストック」も今ではかなりのものです。

ところで最近、別にプロを目指さなくても、「隠れヲタ」のまま自分のそうした妄想やイラストをSNSで公開(垂れ流し)できることを知りました。

おかげでチラシの裏にラクガキをすることも減り、会議中は資料余白がラクガキで埋まることもなければ、リアルでのうんちくや批評、「自分語り」も随分減らすことができました。

いわゆるSNS活動が毒抜きの作用を果たしてくれているわけです。

――大多数の人にとっても、SNSとはそういうもの(毒抜きのツール)であるとばかり思ってました。

だけど必ずしもそうでないということを、最近ですがようやく理解してきました。

私はこのブログのほかにツイッターもしているのですが、そうするといわゆる「SNSクリエイター」の方(稀にコミケ活動や商業活動をされてる方も含みますが)による、「スランプ」状態というのにたびたび出くわします。

「創作ネタが全く出てこない」「絵が上達しない」「自分の作品が嫌いで仕方ない」「小説が進まない」「ブログ更新したいのにやる気が出ない」etc…

「またまたご謙遜を…と思っていたころもありましたが、どうやら本気で壁(スランプ)にぶち当たり悩んでおられる方々が実際、一定数おられるんですよね。

それも商業活動に対してというだけでなく、普段のブログやツイッター、pixivなどに公開するようないわゆる「アマチュア創作活動」に対してです。

それについてはすごく不思議だったのですが、そもそもそうした方たちと自分とでは、どうやらSNS創作活動に対するスタンスが全く異なるのであるということに気づいてきました。

まず前提として、私がブログを書いたりイラストをあげたりするのはほぼ100%「毒抜き」のためです。

要するに、「隠れヲタな日常にヲタ要素を持ち込まないようにするための手段=SNS活動」です。

だから毒抜きが成功すれば、自分の作品(毒)に対する他人の評価はさほど気になりません。

アッもちろん反応を頂けるのはすごくうれしいのです。

だからエゴサもよくします。

「イイネ」をくれた人のホームは必ず覗きに行っちゃいます…。

だけどたとえ自分のSNS作品が意に反し酷評であっても、あるいはまったく評価されずに総スルーだったとしても、それで落ち込んだりする発想はそもそも持ち合わせてないということです。

なぜなら今時点での「ありのままの自分」が生み出した作品や主張をSNSでおおっぴらに評価(酷評やスルーも含め)してもらえるというこの環境こそがすでに、私の「承認欲求」を充分満たしてくれているからです。

だから、スランプ状態に陥る人というのは「ありのままの自分」をさらけ出す快感よりも「もっと成長したい」という向上心溢れるタイプの人たちなのだと思います。

数多あるバトル漫画の主人公もそうであるように、飛躍的成長を遂げるのに「スランプ」という壁はつきものです。

劣等感と自己嫌悪、そして張り裂けんばかりの焦燥感…そんな「満たされない現状」こそが一皮むける前触れだったりするのです。

しかしだからといってそうした「悩めるSNSクリエイター」の方々=リアそっちのけのSNSドップリ人間というわけでは決してなく、おおかたは多忙な日常生活をこなしつつ、尚且つ限られた時間におけるSNS活動の中で、自身の作品に向き合い、悩み、試行錯誤しているというのがスゴイところです。

「SNS=毒抜き」とか言って現状に満足している「満たされしオタク」である私に果たして「スランプ」は来るのか…?!?!

今のところ可能性はかなり薄い感じですが…やたらと長文記事ばかりなこのブログの口数がめっきり減った際には「スランプ」の兆候を疑って頂ければ…

こ…乞うご期待!です














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