くろこんにちわ
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黒子と黛の決定的違い――
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yukuです。
黒子のバスケ3期20話感想です
新型・幻のシックスマン黛千尋の存在により黒子の特性が封じられ苦戦を強いられる誠凛。
それでもあきらめず、たとえわずかな可能性でも勝つ見込みがあるならばと追いすがる誠凛に心動かされ活路を見出す観客勢。
赤司を良く知るキセキの世代を除いては…
超優勢な状況にもかかわらず、さらに確実に誠凛の息の根を止めにかかるべくTO時に何やら策を授ける赤司――
そしてまんまと赤司の仕掛けた策略に嵌り、4ファウルを喰らいベンチ入りを余儀なくされる日向
さすがの毒舌冴えわたる今吉さんもこの状況には神妙な面もちにならざるを得ない様子
とここで高尾の賑やかな第一声と共に現れる秀徳の面々
そして同じく海常チームもぞろぞろ到着
誠凛のあまりの惨状にいつになく神妙な面もちの黄瀬
いやしかし高尾と黄瀬の登場で一気にこう、パアっと華やぎましたね。
まあ状況は相変わらずヘビーなことには違いないのですが…
さてそんな絶望的状況にして黒子、「まだ諦めたくない」とコート入りを志願します。これにはさすがのチームメイトたちも驚きます。
黒子といえば先般、影の特性を無効化された上、黛によって新型と旧型の違いを見せつけられ何もできないままコートを後にしたばかり。
そんな黒子が再びこの超劣勢のコートに立ったとしてももはや「針のむしろ」ではないのか…
が、黒子はひるみません。
そしてそんな黒子の意気込みに押され、誠凛は再び立ち上がります!
黛のマークにつく黒子。
また黛も「どうせ抜かれるなら一番シュート率の低いヤツに抜かせよう」的な誠凛の作戦に気づき、プライドに火がつきます。
「ナメやがって…」
さらに黒子、高尾にかつて言われた「同族嫌悪」の気持ちを黛にも抱いていることをカミングアウトし宣戦布告――黛の戦意を煽ります
黒子によって挑発された黛は何度もシュートを重ね、そしていつのまにか「影の薄さ」が逆転しかけていることに気づきます。
だがまだ「上書き」が終わったわけじゃない――
黒子の意図を読んだ黛、これ以上は抜かないと決め、何とか「影の薄さ」を維持しようとします。
が…
黒子がわざと作った大きな隙につい煽られ、うっかり抜いてしまう黛――
そして見事、「ミスディレクション」の上書きは完成します。
黒子と黛の決定的違い――
それは「影に徹する覚悟の重さ」であると語る黄瀬
闘志なんて、そうそう秘められるものではない。
バスケが好きで、情熱をかけているのであればなおさら――
ちなみに黒子が見事、影としての機能を取り戻すまでの過程については終始、黄瀬のモノローグによって説明されてるのもまたアツいと思いました。
――かつて黄瀬の教育係として2軍同行していた黒子。
その影に徹するプレイスタイルを目の当たりにした黄瀬が
(この人は多分、ギセイとか考えてない)
(だからスゲーと思った)
(この勝利への純粋さを)
と、黒子に尊敬の念を芽生えさせるシーンがありましたが、その延長線上に今回の「影に徹する覚悟」についてのモノローグがあるのだと思うと、ちょっと感慨深かったりします。
実際、黄瀬が黒子を尊敬するきっかけとなった「勝利への純粋さ」について、具体的にはピンとこない部分がずっとあって…いってみれば黒子はシュート能力が凡人以下であるからこそパス特化の道を選択したに過ぎず、それはそれですごいことだとは思う一方、シュートもこなせるオールラウンダーの黄瀬がそこまで心酔するほどの要素ではないよなあっていうのは個人的に正直ずっと思ったりしてました。
が、今回の黒子完全復活からの黄瀬のモノローグで、あの2軍同行時、黄瀬が黒子のどういった部分に具体的に惚れ込んだのかというのがようやくきちんと理解できたような気がします。
黒子の真にすごい部分は、「影」としての性能そのものではない。
ましてや、「勝利の為」ならば、黄瀬の言うところの「ギセイ」を払って、パス回しの役割を担うことでもない。
あのとき黄瀬が黒子に見い出した「勝利への純粋さ」とは、勝利のためならば影に徹する「覚悟」ができているかどうかってことだったのですね。
今回のこのモノローグ、黒子の「努力」を最初に見出した青峰でもなければ、黒子の「スタイル」に尊敬の念すら抱いていた緑間でもなく、黒子の「スゴさ」に気づくのに最も時間を要した黄瀬によって語られているというのにグっとさせられました。
なお、黛の「失態」に鼻白み、容赦ない責めの言葉を浴びせるチームメイトたち
そして赤司もまた…
が、赤司はそんな黛を下げたりはせず、もう一度コートに立たせるという采配を下します。
これには観客席も誠凛メンバーも意表を突かれます。
赤司は「上書き」されてしまった黛にもう一度チャンスを与えようとしているのか…
が、しかしその真相は身の毛もよだつものでした。
先ほどのプレイで目立ってしまった黛を「ミスディレクションオーバーフロー」の要領で視線誘導の「道具」としスコアを取っていく赤司。
もはや用済みとされることよりも屈辱的な黛の扱われ方に戦慄が走る会場内。
こんな感じで今週は以上です!
またしても一週遅れの感想記事でした。
読んでくださった方ありがとうございます!