yukuです。
黒子のバスケ3期8話感想です
※画像ネタバレ含みます注意
黄瀬の完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)による快進撃で試合開始早々、主導権をもぎ取られ劣勢を強いられる誠凛。
さらに当初予定していた先手必勝策を破られ、その焦りから凡ミスを繰り返し完全にペースを乱される選手たち…
まさに絶体絶命か――
がしかしリコちゃんカントクにはもう一段回、とっておきの秘策がありました。
「降旗くん、出番よ」
ここでまさかの降旗投入!
しかも伊月とのメンバーチェンジなので当然マッチアップ相手は…
笠松センパイ、他校の選手に対してもセンパイズムは健在です。
無謀ともいえるこの采配…もはや勝負を投げたのか?!
しかしカントクの狙いは、黄瀬のパフェコピで完全にペースを持ってかれ浮足立ってしまった流れを変えることにありました。
「(こーいうとき)彼ほどうってつけの選手はいないわ」
せっかく主導権獲得に成功したと思ったら思わぬ伏兵投下で流れを覆され苦い表情を隠せない海常監督…
このへん、名監督同士の奇襲対決って感じが出ててよかったですねー。
そして忘れてはならないのが黒子のナイスアシスト!
こういうときやはり彼は、地味に頼れる存在です。
「まだ緊張してるみたいなんで」「もう少し待ってもらえますか」
しかし笠松センパイはよく黒子にバックチップされますねー。
もしかしたら笠松センパイが黒子に出し抜かれがちなのは、普段から黄瀬という華やかで存在感のありすぎる1年エースを見慣れすぎてるせいもあったりするのかなと思ったりします。
いわゆる、バニシングドライブ発動時でいうところの火神(誘導先)=黄瀬、ボール(消える対象)=黒子の効果が発動してる的な…
考えすぎですかねっ?!
「(降旗は)目立つ選手じゃないがいい動きをする」
「味方のミスを拾い助けるのがうまい」
と観客席の氷室は降旗を評価します。
また中の選手たちも、笠松含め、降旗の意外な素養を見出し虚を突かれます。
そして見事、スコアを獲得し、持って行かれていた流れをニュートラルに戻します。
依然として点差は厳しいものの、かなり活路は見えてきました。
降旗くんの活躍に、ベンチ1年生組も嬉しそうに喝采を送ります
圧倒的実力差のある火神や、その影である黒子がスタメンであるのはともかく、降旗くんとほかのベンチ組1年ではさほど実力差も経験値も変わらないはずです。
ですが今回の降旗くん大抜擢に、わだかまりなくこうして応援できるのはやはりあの給水所でのやりとりを経てのことだったのかと思うと、ちょっと感慨深いです。
▼バスケ部を辞めたいと打ち明ける河原くんに、かつて自分もそう思っていた時期があったこと、だけどやはり誠凛のメンバーたちとバスケやっていこうと決意した経緯を語る降旗くん
わーなんか部活動の1コマを垣間見たって感じです。
練習終わりに下級生だけで固まって給水所でこーいうぶっちゃけ話とかするこの感じがやけにリアルでなんか…なんか…うわあああってなりました。
そんな想いも乗り越えての今回の降旗くん快進撃!!!
他のベンチ1年の声援も含め、感動的でした。
さて試合のペースダウンという目的を果たしたカントク、降旗くんを引っ込め再び伊月先輩投入です。
PG対決ではイーグルアイを駆使するも、笠松のスピードに反応できず押され気味の伊月。
そんな彼に「お前が一番ナメられてる」と辛辣な言葉を投げかける主将・日向。
だがその言葉に伊月、闘志新たに笠松攻略へと挑み、イーグルスピアで見事出し抜きます!
そんな伊月の努力を誰よりも見守ってきた2年ベンチ組も嬉しそう…
こう…今回は1年も2年もそれぞれ選手とベンチの絆というか仲間意識が垣間見られた良回だったと思います♡♡
さてイーグルスピアの脅威の前にドライブを封じられた笠松に代わり、ここでエース黄瀬にボールが託されます!
火神vs黄瀬、エース同士の対決!!!
練習試合のときとはまるで別人のような気迫の火神に黄瀬、思いがけず苦戦を強いられます。
さらに、足の痛みも出てきた様子…???
踏み込みの際、苦しそうに顔を歪める黄瀬…
さらにワンオンワンではついに、火神にスコアを許してしまいます
さてこうした激戦が繰り広げられている頃、すでに火神に敗れた青峰はというと…
「なあさつき…」
「運命って信じるか」
いやいやいやいや
なに出し抜けにクサい台詞で幼馴染口説いてんだこの人は…!!!
と思いきやそうではなく…
どうやら「運命」とは自分とさつきちゃんのことではなく、自分たちキセキの世代と火神との出会いを指していた模様です(ビビった)
以下青峰の詠んだポエム1部抜粋しますね。
「オレ達5人キセキの世代とテツが同じ次期にそろったのは単なる偶然なのか」
「イミがあるかなんて知るわけねーけど なんとなく感じるもんもある」
「運命なんてもんがもしあるなら 火神がオレ達の前に現れたことも――」
「キセキならざるキセキ」 「そして 」
「運命の影と出会った真の光」
まあたしかに偶然というには出来すぎたこの出会い…
しかし青峰は知らないのでしょうか。
黒子がかつて自分たちキセキの世代んに復讐する目的で火神を新しい光に選んだということに。
まあそれすらも「運命」の導きだったといえばそうなのかもしれないですね…
さて青峰によって「キセキならざるキセキ」であり「真の光」と認められた火神の快進撃はこれからも注目すべきところです。
そしてこの青峰ポエムを皮切りに量産されるポエマーたちの詠みにも注目です!
えとこんな感じで感想は以上ですっ。
エンドカードは今回いろいろ大活躍だった誠凛PGの2人です!
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~