こんばんわ
yukuです。
『黒子のバスケ』23巻
早速読みましたーーー。
▼表紙は青い空を背景に佇む
帝光中時代の黒子っちです(>▽<)
前巻ではたしか、「追われる側」となってしまったプレッシャーの中、火神の放ったポエムにより、黄瀬攻略法を思いついたという黒子・・・ってとこで終わっていたかと思いますが・・・
さて、黒子の思いついた「完全無欠の模倣(パフェコピ)」を止める方法とはどういったものなのか。
そもそもキセキの世代全員の技を再現するがゆえに、手の付けられない黄瀬のコピー。
しかし、そんなキセキの世代たちと互角に渡り合ってきたポエマー火神ならば・・・!
止められる可能性はあるという黒子。
なお、そのためには、黄瀬が次に「誰の技」を再現してくるかを読まなければいけない。
黒子の十八番でもある「観察力」が決め手となるわけですね!
「残り2分足らずでそれを実現するのは至難の技だ」
しかしながら、観察のためにあえて交代せず、むしろ「近くで今まで以上に黄瀬くんを見たい」という理由で、試合には出続けるという黒子。
黄瀬観察のため、しばらくほとんどコート上で戦力にならない黒子をサポートすべく粘る誠凛!
その熱いプレイっぷりに、先程まで「海常」一色だった観客席の応援もいつしか、「海常」と「誠凛」両方に向けられるようになります。
「かなりつかめてきました」
「黄瀬くんのプレイの傾向は」
「・・・・ただしまだ不完全です」
「だから・・・」「お願いがあります」
果たして黒子っちの「お願い」とは・・・(>∀<)?!
泣いても笑っても残り時間はあとわずか。
いよいよラストスパートです!
一進一退する点差。
そして・・・
「火神くん」
「今ので答えは出ました」
「やはりT・O時言った通りです」
「あとはよろしくお願いします」
なんか・・・怖いなあ。
このまま黄瀬くんの「完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)」は破られてしまうのでしょうか(>_<)。。。
なお、そこで黒子がとったのは、なんと、黄瀬へのマンツーマンマーク!
そんな、この終盤で使い古された奇策に出た黒子に対し、一瞬、少なからず失望を見せる黄瀬。が、すぐにそんな考えを改めます。
「さっきは一瞬がっかりした」「・・・けど」
「そんなわけないか」
「黒子っちはいつだって全力で」「勝つためにあがいてる」
「ショボい奴なんて見下すことぐらいしかしなかったオレが」
「初めて尊敬したショボい奴」
「ライバルって言ってくれたことは本当に嬉しかった」
「だから・・・勝ちたい絶対!!」
うおーーー!!めちゃ熱い!!!!!
これは、敵チームだけど黄瀬を応援したいとかってちょっと思っちゃいました。
あー、でも黒子には黄瀬攻略のとっておき秘策があるんですよね・・・![]()
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黒子・火神を抜き、ゴール目前、紫原のコピーである「トルネードハンマー」で一本決めんとする黄瀬。
しかし抜かれたはずの火神は不敵な表情で、こう言い放ちます。
「狙い通りだよ」「ここまで全部な・・・!!」
なお、黄瀬自身も、すんなりいきすぎたことにわずかな違和感を感じます。
「オレはここに誘い込まれたんじゃ・・・」
すべて黒子の作戦通りでした。
まんまとゴール下に誘い込まれた黄瀬は、伊月の「イーグルスピア」によってボールを奪われます。
「まだだ!まだボールは生きてる」
ここで黄瀬は、決断を迫られます。
このままボールをとって、自分で決めるか、あるいは・・・
仲間を頼ってパスを出すか。
しかし、決めるといっても、体勢は崩れて、とてもシュートできる状態ではない。
ならばやはりパス・・・
とそこでフラッシュバックするのは、あの夏のIH準々決勝でのパスミス。
ダメだ!最後はエースが決めるんだ!
ここで仲間に頼ってちゃ・・・
しかし、そんな黄瀬の脳裏に、今度は、かつて黒子と笠松に捧げられた言葉がフラッシュバックします。
黒子「チームで大事なのは」「自分が何をすべきか考えることです」
笠松「お前(エース)は前だけ見てりゃいい」
そして、黄瀬は自分の中で答えを導き出すのです。
「・・・違う!!」
「頼っちゃいけない仲間なんているもんか!!」
黄瀬のパスにより笠松へと渡るボール。
エースから託されたそのボールを、笠松主将はしっかりと決めてくれます(>∀<)![]()
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これで、海常の勝利は目前か・・・!
観客席もまたそんなムードに包まれます。
しかし、この絶望的場面でやけに静まり返っているのは誠凛チーム。
(ベンチも表情は深刻だが狼狽はしていない)
(つまりここまですべてわざと・・・?)
そうなのです。
黒子といえばこれまでにも、たとえばIH予選時の秀徳戦のときや、桐皇戦のときにおいても、味方だけではなく、緑間であったり青峰であったり、敵のことも「信じて」行動した結果が勝利に結びついたりしてました。
つまり、ここでも「ワンマンプレイヤーじゃない黄瀬くん」を信じ、パスのことまで予測済みだったというわけですね。
「だからお願いというのは」
「黄瀬くんを止めることではありません」
黄瀬をゴール下まで誘い込んでおいたことで、いち早いスタートが切れた火神、走ります。
しかし、なんと、猛スピードでそれに追いついてしまう黄瀬。
「オフでも欠かさず走ってきたんスよ」の賜物でしょうか?!
めちゃ速い!足を負傷しているとは思えぬ早さです。
なお、黄瀬が追いつけたのは、小堀センパイの暗躍あってのことだったようです☆
(「計画通り」とニヤリしてる小堀センパイ↑)
小堀センパイもきっと、「オフでも欠かさず走ってきたんスよ(・∀<)」って黄瀬がゆってたから、そんな黄瀬ならばきっと、火神に追いついてくれるという、「信頼」からくる行動だったのかなと思うと、こちらもまた熱いものがこみ上げてきます・・・。
ドリブルをかわす時間はない・・・
となれば、この位置からのシュートしかない。
今の黄瀬に通用するシュート・・・それはアレックスから教わったあの「流星のダンク(メテオジャム)」以外ありえません。
しかし
(ダメだ・・・このシュートは・・・失敗する)
火神、万事休す!
と、そこへ絶妙のタイミングでゴール下まで駆ける黒子。
「火神くん!!」
火神のパスで黒子に渡るボール。
そして、なんとあの黒子が…ブザービーターでシュートを決めます!
試合終了!
勝ったのは・・・誠凛高校・・・!!
「完敗・・・スわ!」
整列時、吹っ切れたような満面の笑顔で火神に握手を求める黄瀬。
・・・アレ??
今回はどーやらもう泣かないんですかね・・・
黄瀬にとっても、すべてを出し切った感のある試合。
すごく爽やかに黒子とも言葉を交わしてます。
「最後まで黄瀬くんを止めることはできませんでした」
との黒子の賛辞にも、
「(昔ならその言葉でドヤ顔できたけど)オレだけ勝ってもイミねーっスわ」
とまで言えるようになってました。
帝光中に入部直後、ユニフォームを賭けた点取り勝負を黒子にふっかけたりするあのワンマンプレイヤーだった黄瀬からは考えられないほどのその成長ぶりに、敵チームとして脅威に感じるも、元・教育係としてどこか嬉しく思ったりもする黒子。
なんか・・・いいですね、こーいうの(PД`q。)
そして、敗北後も終始爽やかだった黄瀬。
どうやら試合終了後になって、痛めていた足のダメージが一気に来たようで、もはや歩くのが精一杯。
1人、その痛みにこらえつつ、なお平静を装ってはいましたが・・・
あっけなく笠松センパイにヤセ我慢を見破られ、そのことで一気に涙腺が緩んだのか、結局、堰を切ったように泣き出してしまいます(←お約束ルート)
なお退場時、笠松センパイに支えられながら「みんなと勝ちたかったっス」と、わんわん泣きじゃくる黄瀬の頭をさりげにナデナデしている森山センパーイ!!!―(>▽<)―![]()
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ちょ・・・私もあのひよこ頭、ナデナデしにいきたいっす・・・(///∀///)
そして、海常戦で白熱しまくったあとはついに満を持した「帝光編」突入。
ということで、
まさかのミートボールハンター灰崎さん返り咲きです↓
あれ・・・?なんかカワイイ。
なお、今や本誌では傀儡監督と化している
コー・・・監督(まだコーチ)も
このころはブイブイいわしてます↓
えっと、こんな感じで以上です(>∀<)///![]()
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ちなみに、わたくしごとですが、yukuが黒バスをきちんと読み始めた回が、ちょーどこの23巻に収録されてる「第203Q 最高の選手です」からでして(やっと追いついたーって感じです)そのときのジャンプ感想記事もいちおうupしているのですが、初読みってことでけっこうヒドい内容ですので、リベンジの意味も込めてこちらではたっぷりと語らせていただきました☆
ということで、この23巻を読んだことで、ようやく黒バス全話制覇を果たしたというわけです^^♪♪
祝*黒バス全話コンプリート!!!(>∀<)
嬉しいような、ちょっと寂しいような・・・って感じです。
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