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Channel: ゆめかたつの曲解的漫画考
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【Helck考察】ピウイの謎に迫る

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マンガワンにて毎週月曜連載の勇者系少年漫画『Helck』(七尾ナナキ)に登場するピウイの謎について、あらゆる角度から徹底解剖していきたいと思います(面白いから読んで!)

ピウイの生態の謎

ヘルクの世界観では、大きく分けて「王が支配する人間の国」「帝国が管理する魔界」に二分されているようです。

が、しかしひょんなことからゲートに吸い込まれたヘルクとヴァミリオは、帝国側からも人間側からも統治の管轄外とされる「孤島」に流れ着き、そこで謎の生物・ピウイと出会います。

その見た目から、よく「鳥」と間違われるが、ピウイ曰く「鳥じゃない」とのこと。

とはいえ、外見や振る舞いはどう見ても「鳥」っぽいため、ヴァミリオからは事あるごとに「お前やっぱ鳥だろ!」とツッコミを入れられてます。

しかし果たして本当のところ鳥なのか…というより、「鳥類」なのか…?

▼ふわふわな羽(?)に隠し持つ鋭利そうな爪は猛禽類を思わせる

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▼草食動物であるはずのウサギについばまれタジタジのピウイ

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▼かと思えばオロロンのようなライオン属性な聖獣の口内を恐れない

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ピウイの天敵が「肉食獣」ではなく「草食獣」であると解釈するならば、ピウイは「鳥類」(猛禽類)であるというよりはどちらかというと「植物類」に区分される可能性も出てきます。

そういえばピウイの名付け親でもある魔女が「(姿や鳴き声は鳥っぽいが)お前は苔だ」と表現していました。

羽ばたいたり鳴き声があったり「性能的」な部分では「鳥のよう」だが、属性的には「植物類」という不思議な生き物…それがピウイ??

ピウイの性別について

そういえばピウイの性別って現時点では明かされてませんでしたよね。

そもそも性別なんてものは存在しない生き物なのかもしれませんが、ここでは敢えてピウイが雄なのか雌なのかについて、検証していきたいと思います。

一人称は「僕」…やはりピウイは男の子??

これは「そうとは言い切れない」ということが、アスタ(一人称が「僕」)やハルピィ(一人称が「オラ」)の例からも明らかです。

いずれハルピィの時のように作者あとがきで「ピウイは女の子です」などというカミングアウトがあってもおかしくないですからね。

光りモノに目を輝かせるピウイ…ピウイは女の子??

ポーチの小物使いがオシャレだったりと、意外と女子力の高いピウイ。

光りモノやカワイイアイテムに目がないところは女のコっぽさを感じさせます。

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▼そんじょそこらの小悪魔女子も顔負けのあざとい上目遣い&アヒル口

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ハルピィとは添い寝する仲

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いやいやいや添い寝だったらアンちゃんことヴァミリオ様とも普通にしてたじゃないかって話ですが、かの帝国四天王の権威・ヴァミリオ様と違ってハルピィちゃんは年頃の女のコですからね。

ピウイが同性だと知って安心したから添い寝を許したという可能性も微レ存…?!

ちなみに第88話より、ヘルク・アン・ピウイの3トリオについにアスタが合流しました。

ピウイが女の子なのであれば、勇者ヘルクの冒険も一気にハーレムめいてきます。

ピウイにモデルがいるとすれば…??


「声が大きい(奇声)」「ハイテンション」「果実の派生」というところでは、ふなっしーが思い浮かぶところかと思われます。

ピウイがキウイの派生ならば、ふなっしーも「梨の妖精」ですからね。

…ということはピウイも「珍獣」や「聖獣」というよりは、「妖精」に近いのかな説。


▼ちなみにアンケとってみました
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うーん…この投票では「妖精」派よりやや「聖獣」派の方が多いんですね…

「聖獣」といえば他にオロロンがいますが、ピウイもまた、オロロンのような特殊能力を秘めてるのではという解釈でしょうか。今のところヘルクとヴァミリオ様が無敵すぎてピウイは専らゴマメ扱いではありますが……

実はかなり「頑丈」であることはこの旅でも幾度か証明されてきましたので、ピウイのポテンシャルそのものはかなり高いはずなのです。

ただ、後述しますが私は個人的に「聖獣」というよりは「妖精」の類に近いと考えております。

そして、ふなっしー以外に「実はコレじゃないかな」と私が考えるピウイのモデルはこちらです。

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大昔に放映されていた幼児向け番組「にこにこぷん」に登場するぴっころ(画面下の女の子)です。

気が強くて我儘な性格はあまりピウイとシンクロしませんが、にこにこ島という「宇宙のかなたにある地球に良く似た星にある島」で仲間達とノビノビ過ごした出自や、鳥のようで鳥じゃないという外見の出で立ちなどがピウイを彷彿とさせます。

余談ですが、ピウイがもしかしたら「女の子」かもしれないと私が思ったキッカケはこのぴっころにあったりします。

ピウイはすでに覚醒した「新世界」の生物なのか

この説はすでにマンガワンの読者コメント欄でちらほら見かけたものなのですが…

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なぜこのようなことが、にわかに囁かれだしたのか…

そのキッカケとなったのがコチラのシーン

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触れるとたちまち「新世界生物」に変容を遂げてしまう毒性を含む「雪」。

だがピウイは「平然と」その雪を浴び続け、これにはアン(ヴァミリオ)も驚きを隠せません。

これまでにも「ちょい足し」でシカンゴの角(毒がある)に触れても平気だったりと、「毒」への抵抗力の高さを見せてきたピウイでしたが、さすがに「覚醒」の雪にまで抵抗力があるとなれば、これはちょっとスルーできません。

もしやピウイは単なるマスコットキャラではなく、この物語の重要な鍵を握るキャラなのかも…?

つまりピウイの生態の「謎」を解き明かすことこそが、今後の展開を先読み考察する大きな手がかりとなるのではないでしょうか。

しかしもしピウイが「新世界生物」だった場合、他の「覚醒者」とあまりにも出で立ちが違いすぎないか…

それについては、先ほど述べた「ピウイの生態」の話と関わってくるのですが…

これまでの覚醒者はすべて元が「人間」でした。

ではもし「人間以外」が完全に覚醒した場合――

まあ「覚醒」しながらも自我を保つにはよほどの精神力が必要とのコトでしたので、人間以外の「獣」がその域に達するのは難しいのかもしれませんが…逆に精神活動が全く行われない「無心」の生命体だったらどうでしょうか。

えと具体的には、「植物」が新世界生物として「覚醒」した場合…

ピウイが「キウイの化身(妖精)」的なものなのであれば、ピウイの原型は「植物性」ということになります。

まあキウイについては見た目が「それっぽい」というだけで、本来は魔女様が言及していた「苔類」の類なのかもしれませんが…

ということはアズドラ様によって「解毒剤」が開発され、アズドラ様曰く「ゆでたまごを生卵に戻す」ことが可能となれば、いずれピウイも元の姿(植物)に還るという切ない結末を迎えるのでしょうか…???

なぜなら「すべてを元通りに」というのが帝国の掲げる目標であり秩序を保つ摂理なのであれば、「覚醒者」であるピウイもまた、その摂理に反する「歪なる存在」に他ならないのですから…



▼おまけ

ピウイに関するアンケートを取ってみた結果を紹介しておきます。

投票してくださった方、もしこちらにおられたらその節はありがとうございました


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ピウイ食べるダメ絶対!!!



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回を追うごとに愛らしくなるピウイですが、個人的には初期のキモカワな感じはキープしておいて欲しい所存です。

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やはりウサギにとってピウイは食糧的なアレなんですかねっ…



こんな感じで以上です!

全部読んでくれた方、どうもありがとう!


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