こんにちわ
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yukuです。
ジャンプ感想書庫の記事をupするのは久しぶりになります。
密かにイチオシしていた『ウルトラ・バトル・サテライト』もいつのまにか連載終了(打ち切り?)になってしまっており、久々の女主人公キャラによるバトル漫画『レディジャスティス』に期待を寄せるも最近連載順が低迷気味…
かたや『ニセコイ』はこれまでの進展しそうでしないユルコメぶりがうそのような驚きの展開!
羽姉さんに続きマリーの恋までも回収してきたところを見ると、クライマックスも近いということなのでしょうか…
ハーレムをどんどん淘汰していってる感じです…
しかし『ニセコイ』が終了するとなると、次のニセコイ枠(ラブコメ枠)はちゃんと用意されてるのでしょうか??
個人的な予想としてはジャンププラスあたりで実ったラブコメ作品をジャンプに引っ張ってくるような気もしなくもなかったり…
そりゃ初めから本誌で育てれば一番なのでしょうが、『ニセコイ『
』が最終回を迎えていない今、新たなラブコメ枠を投下するのはいかんせんリスクが高い。
「コメディ枠」では『斉木楠雄のΨ難』や『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』が安定枠としてすでにあるし、「学園もの」というくくりでは『ニセコイ』をのけても『暗殺教室』や『ハイキュー』『食戟のソーマ』『火ノ丸相撲』などの中堅どころがドッシリ構えている…一方でバトルものやファンタジーものはイマイチぱっとしない…となれば今、ページを割いてでも育てるべきはそうした本格バトルストーリー系漫画であり、『ニセコイ』の後継となりうる学園ラブコメの入る余地はない(ヒット間違いなしと確信できるような要素があればともかく…)
だったらジャンプラである程度育ったラブコメ系を『ニセコイ』終了と合わせて投下する方が安全策ではありますよね…
今のところ、どうかな…
『KISS×DEATH』か『CT佐倉直生』、あとは『あの娘はヤリマン』がうまく育ったら、あのあたりが固いかな??
…えー、標題から大きく話題が逸れてしまったようで申し訳ありません
もう1つの「萌え漫画枠」でもある『レディ・ジャスティス』について…
うーん、結構期待してたんでここ最近の掲載順の低さにはハラハラし通しです。
バトル漫画の割に、ヒロイン(剣先天利)に相対する敵キャラのテコ入れが遅かったっていう印象はあるんですよねー…
まあそれをいうならば同ジャンルともいえる『めだかボックス』にも言えることでしょうけど…めだかボックスの場合、「生徒会」の仲間集めというイベントがあった分、「最初の強敵」と相対するまでの期間もまあ、ドラマがあったりしました。
が、『レディ・ジャスティス』の場合、ひたすらヒロイン1人勝ちのまま進行していくんで単調な読み応えになっていたことは否めません。
まあ、そこには「強いけど普通の恥じらいを持った女の子」が毎回ラッキースケベに見舞われながらも、「恥じらいと正義」のはざまで葛藤しながら街を守っていくという部分に「萌え」的見どころを表現したかったんだろうなというのは伝わってきます。
が、いかんせん単調…
いや最初はバトル中にラッキースケベに見舞われる美少女ヒロインが恥じらう姿に激萌えでしたし、切り口としても新鮮さを感じてはおりました。
これは私の持論なのですが、あくまで少年漫画の工ロはある程度その対象に思い入れがないと萌えの持続は難しいということです。
ただただ工ロい漫画が見たいだけであれば、工ロ同人で事足りるわけですしね。
むしろ過激度でいうなら全年齢対象である少年誌がその土俵でかなうはずもなく…
『レディ・ジャスティス』はヒロインのバックボーンに触れるよりまず、ひたすらラッキースケベを晒しすぎた…そりゃ飽きられるのも早いわなって感じです。
しかしながらようやくテコ入れが加わり登場した、ヒロインの天敵ともいえる存在…そしてかつてないピンチ…!
丸藤円太ご自慢のボディスーツもビリビリに破かれ、剣先さんの貞操も風前のともしびか?!ってな状況で個人的には再び鼻息荒く楽しみませて頂きました。
今回のテコ入れで少しは掲載順も持ち直してくれたらいいのですが…
しかし、『ウルトラ・バトル・サテライト』の”ももっち”といい「武闘派ヒロイン」って結構斬新でウケそうなのに意外と実らないものですね…
ジャンプラ版「恥じらい系・闘うヒロイン」ともいえるマジカルパティシエ小咲ちゃんは好調のようなのですが…あれはまあ『ニセコイ』人気にあやかる部分が大きいからなのでしょうか。
となるとキーポイントはやはりちゃんとしたキャラ作りにあるのか…
現時点でのレディ・ジャスティスの不調は、キャラを「恥じらい系・闘うヒロイン」といった「記号化」してしまってるところが問題点なのかもしれません。
工ロ同人などでいうところの「シチュエーション萌え」というやつなのでしょうか。
や、「シチュエーション萌え」…もちろんそれも大事です!
しかしそっちに走りすぎると少年誌の場合、どうしても読者離れを加速させてしまう要因になることもまた確かです。
バトル系蔓延る少年誌だからこそ活きる「闘うヒロイン」という属性自体は切り口として決して悪くはないと思ってるんで、あとはヒロインが「シチュエーション萌え」に縛られず、愛着感を出せれば…WJの「萌え枠」もまた安泰なのではないかと思う次第です。