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Channel: ゆめかたつの曲解的漫画考
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少年ジャンプ+の「ウチ的オススメ作品」を軽くラインナップしてみた!

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こんにちわ
yukuです。

さいきんWJ本誌よりもジャンププラス作品の方にベッタリな日々を送ってます♡

まあスマホでサクサク気軽に読めるってことで重宝してるってのもありますが、作品ラインナップ自体も結構面白かったりして、なかなか侮れない感じです。

中にはかつての「次のジャンプ発売日が待ちきれない!」っていう気持ちを思い出させてくれる作品もいくつかあったりします。

そこで今回はあくまでウチ的に「これはオススメ」っていう作品をいくつか厳選して紹介したいと思います♡

よければチェックしてみて下さい。

オススメ順でいきます。


『神様、キサマを殺したい』
(作者 松橋犬輔)

▼公式紹介文引用▼

〈隔週日曜更新〉「自殺志願」の女子高生と、「殺人マニア」の男子高校生による、予測不能の「殺人ショー」!ジャンプ史上最凶の問題作! [最新4巻は8/4発売]


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いわゆる傾叙ミステリ(犯人の視点で物語が進んでいくタイプのもの)風でもあるのですが、せいぜい感情移入できるのは家族を殺された復讐心から主人公と手を組む普通の女子高生・咲村千穂であり、主人公の快楽殺人者・マコちんにはおよそ共感できるエピソードもなければ、共鳴できるような摂理も今のところなかったりします。

ただ、しいて尊敬できる部分があるとすれば彼の場合単に「自分の快楽を満たす」ために殺人を行うのみならず、常に「殺人者」として「成長」しつづけたいと願う向上心を持ち併せてる点ですかね…

リスクを恐れず苦難に立ち向かう――だから時にすごく頼もしく、頼りがいのあるまさに少年漫画のヒーロー的であったりします。

で、もちろんそんなシュールな設定も面白いのですがウチが一番惹きつけられてるのはやはりこの作品の「ミステリ要素」ですかね。千穂ちゃんの両親がなぜ理不尽な死を遂げねばならなかったのか…その裏に潜む巨大な権力者の影――

この物語は快楽殺人者・マコちゃんの「成長ストーリー」でもあり千穂ちゃんの「復讐物語」でもあると同時に、「社会悪」に立ち向かう少年少女たちの「邪道的勧善懲悪作品」であるともいえるのかもしれません。

『CHERRY TEACHER佐倉直生』
(作者 立花和三)

▼公式紹介文引用▼

〈隔週日曜更新〉個性派揃いの女子校生たちを新米教師・佐倉直生が全力の愛情で受け止める!?ハイテンション女学園コメディ!! [コミックス1巻発売中]


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なんとなく作品の系統としては『あずまんが大王』のような、タイプの違う女子高生たちのゆるゆるとした日常…って感じで、一話完結ということもあり大変とっつきやすい漫画です。

ただし登場する女子高生キャラたちの描写に壮大なフェチズムが溢れているところに作者さんの職人的コダワリが垣間見られたりします。

まず主人公である男性教師の佐倉直生「巨乳フェチ」「人妻嗜好」であることがところどころで描写されてます。

なのでまあ、設定的には巨乳キャラにして人妻にひけをとらない色気の持ち主でもある蒼井静夏がもっとも主人公の好みに合致する「ヒロイン」的ポジションであるのかと思いきや、主人公のフェチズムとは真逆の存在でもある陽本実(みのりん)の健康美溢れる魅力を1話丸々使って開拓したり、いろんなところがユルい桜井結奈の隠れた才能を見出したりと、余念がありません。

ちなみにウチの推しは”みのりん”です。

めっちゃカワイイ…

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あと最近みのりんには総受の素質を見出したりしてます。

一見、攻めキャラっぽいんですけどねー…

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作品自体も面白いんですが、個人的には8割方みのりん目当てで読んでます。


『声優ましまし倶楽部』
(作者 目黒ひばり/小林尽)

▼公式紹介文引用▼

〈隔週日曜更新〉トップ声優をめざす女の子「いろはる」!仲間たちと切磋琢磨しながら成長していく群像劇…というにはイタ過ぎ青春4コマ! [JC1巻発売中]


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正直、青春っぽいタイトルとゆるコメ風のイラストタッチでパッと見侮ってました…というより見事に騙されました。

声優の夢を追い、生き残りをかけて日々精進するいろはるちゃんとその仲間たちのサクセスストーリー…であることには違いないのですが、あまりにも話の展開が内向きというか、このいろはるちゃんの痛々しさは生々しすぎて、わが青春(黒歴史)を呼び覚まされて目を覆いたくなるというか…

でもなんとなく目が離せずスルズルと読み続けてしまいます。

これといったドラマチックな展開は今のところありません。

ヒロインであるいろはるちゃんのひたむきな生き様は一見すると「頑張り屋さん」と映るのかもしれません。

でもわかる人にはわかる…「頑張り屋さん」とは紙一重の、狡く浅はか、そして愛しいほどにあさましい、自分本位な女の子。

しかし自身の承認欲求を満たすためならどんな苦境にも笑顔で立ち向かう彼女の生き様は、一部の善良な人たちから「一途な頑張り屋さん」として評価されてしまいます。

だからこそ彼女はいつまでたっても成長しない。いや、「成長しない」というのは語弊があるのかな。

いつまでたっても「本当の自分」をきちんと評価してくれる人たちに巡り合えない――というより自らそうした人たちを遠ざけてしまう。

応援するにはあまりにも感情移入し難い(というかむしろ癇に障るタイプ)ながら、なんとなくほっとけないヒロイン・いろはるちゃんの物語からもはや目が離せません。


あと必ず定期的に読んでるのは

・『カラダ探し』(毎週金曜更新)
・『ラブデスター』(毎週水曜更新)
・『群青のマグメル』(毎週金曜更新)
・『神えしにっき』(隔週木曜更新)
・『黒子のバスケReplace PLUS』(月一更新)

こんなもんですかねー…

『カラダ探し』は連日、ランキング1位の人気作品です。

ホラー漫画なのですが、謎が多くて毎週続きが気になって仕方がないって感じです。

『群青のマグメル』はハンター×ハンターのキメラアント編を彷彿とさせるグロ系冒険物語です。

個人的には、時々差し挟まれる寒すぎるメタネタやギャグのにさえ耐えられたら、あとは結構面白く読んでます。まあこのへんの感覚はかつてのBLEACHを読んでた時の感覚と似てます。

神えしにっきはpixivあるあるすぎて、まだ連載2話目ですが楽しませてもらってます。二次創作されてる方は必見かもですねー。

『ラブデスター』はかつてWJで『エニグマ』を描かれていた、あのうすた先生の奥様でもあられる榊健滋先生だったりします。

エニグマをもう少しハード展開にした感じですかね。

同じく学園が舞台で、急に異世界に飛ばされて理不尽にゲーム参戦させられる的な展開もエニグマを彷彿とさせます。

各キャラの人間模様がなかなかに含蓄深くてこちらも目が離せません。

逆に、途中下車した作品は

・『KISS×DEATH』
・『天神』
・『時間の支配者』

こんなとこですかね…

思い出した時にチラ見って感じです。

ちなみに『天神』はランキング上位のようですが、正直個人的には理解できません。

まあこればっかりは好みの問題ですかね。

『マイアニマル』は好きだったんですがすでに打ち切られてしまいました。

あっそれと復刻企画では『デスノート』や『ジョジョの奇妙な冒険』などが絶賛連載中です。どちらもかつては単行本でしっかり読んでたのですが改めて読むとかなり面白いです。


長くなりましたがいまんとこ、こんな感じです。


別途個別に感想記事が書けたらいいな。

その際はよければまた相手してください♡

ではでは。






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