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Channel: ゆめかたつの曲解的漫画考
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【黒バス3期感想】2話(52Q)「オレのもんだ」 ついにキセキの世代5人目の名を賭けた灰崎vs黄瀬の因縁対決tipoff!!アニメオリジナル要素も盛りだくさんで見応え抜群でした(※ネタバレ含みます)

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くろこんばんわ
yukuです!


アニメ黒子のバスケ、今週も何とか観ることができましたので軽めに感想いきますっ。


1話目だけかと思っていた最初のモノローグでしたが今回もありました。

黄瀬→緑間→青峰→紫原→赤司というおなじみの順番(登場順)でキセキの世代が1人1人紹介されてくやつです。

さて本編ですが、今回は結構アニメオリジナル要素が濃かったと思います。


まず、灰崎戦を迎えどこか表情の固い1年エース黄瀬に「ペース乱されてんじゃねーぞ」と喝を入れる笠松センパイ。

そして灰崎の「チームプレイを何とも思わない」素行が原作より数段強調されてました。

センパイへの敬意を重んじる海常バスケ部の面々はそんな灰崎の舐めた態度に怒りをあらわにします。そしてまた観客席の誠凛も灰崎に対し日向主将&カントクのダブルクラッチタイム入ります。

だが圧倒的パワーを誇るキセキの世代擁する海常高校に食らいつく灰崎のプレイに頼りきりな福田総合の主将は

「アイツぬきじゃキセキの世代には勝てない」
「毒を食らわば皿まで」

と灰崎の態度を容認してる感じです。

日向が「ヒール」という表現をしていましたがそれほどまでに黒子のバスケ世界の高校バスケ界にとって「キセキの世代を倒す」というのは悲願であるものなのかと実感させられる1コマでした。

たとえ灰崎のような奴であっても、キセキの世代に勝つ可能性が少しでもあるならば福田総合の選手たちは彼中心のゲームメイクを立てることを厭いません。

そう考えると新設校のバスケ部でキセキの世代を倒すことを目論んでいた黒子がいかに無謀かつ大胆な肝の持ち主であったかがわかります。

さてコート上で牽制し合う灰崎と黄瀬。

イメージ 1


海常のセンパイたちも健闘しますが、何やら不穏な雰囲気がコート上に立ち込めます。

まず、灰崎に技を真似られた選手たちは次にその技を使ったところことごとくミスをする…

変則シュートをフリーで外す森山センパイ

フェイダウェイジャンパーが決まらない笠松センパイ

そして頼れるリバウンダー・早川センパイも…

ところで、森山センパイの変則シュートの秘密について語る日向、そして早川センパイのリバウンドの強さは「瞬発力」にあると分析する木吉が、それぞれ自分と同ポジションの選手について深く理解できているということが垣間見られたのがgoodでした。


――海常、まさかの劣勢のままインターバルに入ります。

ロッカールームでは灰崎を止められず意気消沈してるかに見える黄瀬の姿が…

イメージ 2

そしてそれを心配そうに見守るセンパイたち…

しかし「黄瀬、いけるか?」との問いに「大丈夫っス。ショウゴ君は俺が何とかする」と力強く応える1年エース黄瀬。

それは「海常を勝たせたい」というエースの矜持もさることながら、中学時代、灰崎に一度も勝てないままうやむやにキセキの世代の5人目に収まったという屈辱的過去からくるものでもあったようです。

▼意気揚揚と灰崎に勝負を挑む帝光中時代の黄瀬くん
(あっ…その後ろに控えてる先輩はもしや…!)
イメージ 3


いやー、生意気さ満開ですねー。

目がキラッキラしてます…

しかしこれがこのあと灰崎によってコテンパに返り討ちされ茫然自失の表情となるわけですね。

イメージ 4

原作ではひとコマで返り討ちでしたが一応アニメオリジナル的なワンオンワンのシーンがちょびっと追加されてました。


固唾をのんで見守るスタメンメンバーたち。

イメージ 5


ていうか紫原のTシャツがまさかのクマさんリストラ?!

【参考】紫原のクマさんTシャツ
イメージ 6


青峰はあれですね。

三決のコメントやIH準々決勝の時にも感じてましたがこーいうときやたらと黄瀬の肩を持ちますね。

よもや「ひょっとしたら」初心者の黄瀬がこのワンオンワンで灰崎を凌駕するとでも見越していたのでしょうか?

まあ赤司にはいずれそうなるという未来(さき)が視えていたのでしょうが…

青峰は毎日、初心者の黄瀬とワンオンワンしてましたからね。

黄瀬の持つ素養の素晴らしさと凄まじさを当時、最も体感していたチームメイトであるともいえます。

とはいえ今回はさすがにまだ早すぎたようで…

初心者相手に圧勝し床に這いつくばらせドヤ顔の灰崎クンです。

果たして因縁の相手・灰崎を黄瀬はこのWCのコートで倒し名実ともにキセキの世代5人目の名を守れるのか?!

はたまた中学時代の時のようにただ床に這いつくばらせられたまま無力に敗北するのか…

なお溜めに溜めた灰崎の能力の秘密がようやく終盤、黒子の口から語られます。

どうやら灰崎と入れ替わりでスタメン入りした黄瀬は灰崎の「奪う」能力については知らなかったということも黒子によって注釈されます。

なるほど、それだったら事前に灰崎とあたるとわかった時点でも灰崎対抗策を海常のチームメイトたちと練ることができなかったのにも納得ですね。

しかしそうなるといわゆるキセキの世代の「特殊能力」について最も初めに開花していたのは灰崎ということになるのか…

いや、黄瀬も「見ただけでできる」能力についてはバスケ部入部前から備わっていたみたいですし、開花とはまた別の話なのかな。

…こんな感じでアニメオリジナル感満載の見どころたっぷり回なのでした◎

あっ、エンドカードは渦中の灰崎・黄瀬ツーショットでした!


イメージ 7

青峰と火神が「似た者同士」ゆえのライバル関係だとするならば、灰崎と黄瀬もまたそれと同じような関係なのかもしれませんね。

高尾曰く「同族嫌悪」ってやつです…

黒バスは「能力バスケ漫画」とも揶揄されますが、だからこそ似た能力同士の関係がところどころあったりして面白いなって思ったりします。

高尾と黒子、灰崎と黄瀬、青峰と火神…えと、桃井とリコの仲の悪さもそういう類のアレなのでしょうか?!


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