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Channel: ゆめかたつの曲解的漫画考
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【黒バスEXTRAGAME1ネタバレ感想】※2年生キセキのIH順位考察含みます

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※単行本派の方、ネタバレ含みます


くろこんにちわ
yukuです♡

『黒子のバスケ』続編 第1Q「派手にいこうぜ!」

ついにジャンプNEXTにて連載tipoffです!

というわけで若干出遅れた感アリアリなんですが感想いかせてもらいますっ。

「僕は漫画を理屈で描くタイプ」 井上雄彦先生対談延長Qより

黎明期を乗り越えようやくアニメ化でヒットしたかと思えば脅迫事件トラブルに巻き込まれと、決してその道のりは順風満帆とはいい難かった連載期間、しかし「本編は何があっても休まず頑張っていきます」という藤巻先生の言葉通り、物語展開にも支障をきたすことなく作品を描きつづけ先般、惜しまれつつも円満完結を迎えた『黒子のバスケ』―

その背景には藤巻先生の「僕は漫画を理屈で描くタイプだからかあまり作品の出来が精神状態に左右されないみたいなんです」という言葉に裏打ちされるものがあったということが今回の対談で判明し、改めて感慨深いものを感じています。

脅迫事件があってから犯人が捕まるまでの連載期間、私はいちWJ読者として固唾を飲みつつも正直、野次馬根性的な視線をこの作品に送っていたことは否定できません。

逆境に晒され、よくも悪くも世間で大きく騒がれようと物語やキャラが大きくブレることもなく毎週当たり前のように淡々と連載されてたことは今から振り返ると偉大なことなのだなあと改めて思いました。

しかし藤巻先生のこう、作品の出来と精神状態とが呉越同舟した「理屈で描く」というスタンスが黒子のバスケの世界観及び作中キャラたちの二面性の魅力に繋がってるのかなと妙に納得したりしました。

誠凛練習風景の一コマより…えっ日向とリコって今そんな感じなの?!

誠凛にも新一年生が入部し、相変わらず厳しいメニューをこなしながらも和気あいあいといい雰囲気の様子。

会話の内容からすでにインターハイ終了後って設定のようです。

あの紫原&氷室たちとのストバスからちょうど一年後ぐらい…ってところでしょうか?

そしてあいかわらず日常編では大活躍の小金井先輩ww
(あ、いやWC決勝戦でもちゃんと活躍してましたが…)

イメージ 2

で、いつのまにか日向のリコへの淡い恋心はリコ以外の部員たち(少なくとも新3年生ズ)には周知となってる様子…?

伊月らに「アイツのヘタレっぷりは見てらんない」と囁かれているように、もはや日向はかなりわかりやすくリコに矢印向けてるみたいです。

当初、木吉との三角関係を疑ってましたが最終巻(30巻)質問コーナーにてすでに木吉とリコは一度付き合ってた(そして別れた?)という事実が判明した以上、木吉への気兼ねもなく、あとは日向さえリコの心にクラッチシュート決めれば…って状態なんですよね。

しかし決勝戦の朝に告白未遂してから未だなんの進展もなかったとは…確かに驚くべきヘタレっぷりです。

全裸で告るような事態になる前に、なんとしてもあのコの心にクラッチシュート決めてほしいものです。


「キセキの世代と同等…いやそれ以上かもしれない」

はいキタキタ来ましたーーー

少年ジャンプお家芸、新章バトル突入におけるいわゆる戦闘力インフレ化か?!

……などと茶化してみるもののやはりジャンプ読者としては素直に燃える展開ですねーー。

しかも新たな敵チームであるジャバウォックのリーダー(4番)の紳士系ゲスっぷりがもうやばいですね!!!

ジャンプ悪役にこーいったタイプはすでに斬新ではないのかもしれませんが、黒子のバスケでいえば珍しいタイプの敵役かもしれないですねー。

まあ方向性としては、強いていうなら初登場時の黄瀬に近いものはあるかもしれませんが…こう、物腰柔らかな態度を取りつつ相手を逆なでする的な…

なお、サル呼ばわりされた上、尊敬する先輩たちをコケにされ憤りを隠せない在校生部員たち。

ただ、キセキの世代の5人については、感情表現が静かでしたね。

かつての自分を棚上げし亥の一番にキーキー騒ぎ出しそうな黄瀬ですら、早川センパイたちが怒りを顕わにしているのを傍目に静観している様子でしたし…

やはり皆、一年前の黒子たちとの激闘を経て精神的な成長を果たしたということでしょうか。

だからこそジャバウォックの、およそスポーツマンシップとは程遠い振る舞いにかつての自分たちを重ねることができ、それゆえにフクザツな気持ちになってるのかなと。

さて、景虎さんの計らいにより今度は共に闘う仲間として集うことになったキセキの世代たち&黒子・火神!!

打倒ジャバウォックの気運が高まったところで次週!!!

…といいたいところですが


ちょっと待ってwwwww


緑間さんの髪型が……

も、もはやネタキャラ不可避な仕様にwww

そして黒子っちはト…トレードマークのつんつんヘアーがめっさペタンコになってました。

高校デビューを果たしたあかつきに縮毛矯正でもかけたか…

高校デビューといえばなかなかクラッチシュート決められないヘタレ日向先輩を差し置いて黒子っち、お先に桃井さんへファントムシュート決めちゃったか…?!

まあ黄瀬が短髪になったことで結構紛らわしかった黒子と黄瀬の髪型が差別化できた点はベネといったところでしょうか。


……ていうかそんなコトはどーでもいいのです!(いやホントはよくないんですが)

灰崎さんがカワイク見えるほどのバイオレンスな雰囲気を纏わせるメリケンチームの面々ですが…

コレはあれですかね…萌え豚的にはちょっとしたリョナ的展開とか期待できちゃったりするんでしょうかね?!

短髪になったことでさらに色気が増した黄瀬ちゃんに迫るジャバウォックたちの魔の手……///



スミマセン間違いました!!!!


えと2年生になって恐らく更に色んなところが成長して女のコらしさが増したであろう桃井ちゃん、分析のために乗り込んだメリケンチームのアジトでスケベ展開に巻き込まれる的な…?!


桃井ちゃん…そういえば出てなかったですね。

黒子っちと付き合ってるのか、はたまた黒子っちが煮え切らない隙に青峰っちにフォームレスシュート決められちゃってるのか…そ、そこんところの恋愛事情も大変気になるところですっ。

2年生キセキたちのインターハイ成績と優勝校について若干の考察

さて、この物語はIHをすでに経験したあとの時間軸になってるようですがそこで気になるのはやはり各校の順位について…

ひょっとすると2話以降で明かされるのかもしれないですが…ここは敢えて今与えられた情報を駆使しつつ考察(妄想)を進めていきたいと思います!


まずはIHについて言及されている手がかりを集めてみます。

「やっぱインターハイの結果は悔しかったんだろーなー」「出れただけでも十分すごいじゃないすか」

休憩中にも関わらず個人練習をし続ける火神&黒子に対する誠凛バスケ部員の会話より。

「みんなインターハイの因縁は一度忘れよう」

再会したキセキの世代たちが各々火花を散らす様子を見た赤司の台詞より。

イメージ 1


これらの情報より推測できること


◆誠凛はIH出場できた
◆秀徳と桐皇が戦った
◆海常と陽泉が戦った


そしてさらに推測を深めると


「出れただけ」という表現から誠凛は上位成績を残せなかった
秀徳と桐皇は桐皇の勝利、もしくは2人とも火花を散らしてるから同点?
海常と陽泉は紫原の方が「ぷーい!」となってるから海常の勝利?
◆あるいは海常と陽泉も同点の可能性は否めない
◆というのも黄瀬はお好み焼き回の時もそうだったが結構試合後の切り替えが早い(その背景には笠松センパイの「リベンジ」発言が影響を与えている)


疑問点


◆誠凛がIH本戦に出場できたとするなら同ブロックであるはずの秀徳は決勝リーグまでに誠凛に敗れたことになるがどうなのだろうか?
◆それとも去年と今年で地区ブロック配分が変わったのか?
◆あるいは誠凛新1年生部員の「出られただけでも」発言は決勝リーグを指しているのか?(つまり本戦には出場できてない)


…まあまさか秀徳と桐皇が予選どまりだったということは考えにくいので


◆今年は諸事情により誠凛と秀徳は別ブロックでそれぞれ予選リーグ突破
◆しかし誠凛はキセキ校以外の学校に敗退しIH退場


という線が固いのかな。

そして彼らの会話以外にも手がかりがなにかないのかと探してみたところ、もう1点、気になるヒントを見出しました。

それがキセキ各校OBたちで結成された『チームstrky』の存在です。

イメージ 3

意味としては、綴りは違いますがスターキー(starky)といえばビートルズのロックスターでもあります。

そしてこのstrky、すでにお気づきの方ばかりでしょうが見ての通り各校頭文字の当て字でもあったりします。


s→秀徳
t→桐皇
r→洛山
k→海常
y→陽泉


こんな感じで…


結構強引なのですがこの頭文字の順番にこそ今回のIH順位が暗示されてたりするのかなという仮説を提唱していきたいと思います。

だとすると互いに隣り合うs(秀徳)とt(桐皇)、そしてk(海常)とy(陽泉)の順位が先ほどのキセキ同士が火花を散らす一コマからの推察と合致します。

さて難しいのはr(洛山)の位置づけなのですが…

strkyの頭文字の順番=そのままIHの順位として反映されるのであれば


1位 秀徳
2位 桐皇
3位 洛山
4位 海常
5位 陽泉


ってコトにもなるのでしょうが、さすがに赤司采配下で無冠の五将も揃う洛山が3位っていうのはちょっと考え難いんですよねー…

まあ、そういうジャイキリ展開であってもそれはそれで面白いんですが…

そして先ほどのコマではどちらかというと緑間がバチバチしてる様子から秀徳が桐皇を破ったとは考えにくいですし…

だとすると、優勝校であるr(洛山)を軸(中心)として放射線状に「32145」の並び


1位 洛山
2位 桐皇
3位 秀徳
4位 海常
5位 陽泉


こうなるのかな。

うん、これだといろいろとつじつまが合う感じですねー。

まあ個人的希望を言うと緑間には赤司を破ってもらいたかったのと、青峰vs黄瀬戦はやってほしかったというのはありますね(海常がこの順位ならば青峰vs黄瀬戦は実現しなかったことになりますよね…その前のvs秀徳戦で負けていることになるので)

ただ海常が陽泉に勝ってるのであればあちらにはダブルエース(紫原・氷室)もいただろうに、一方で3年生ズがかなり抜けて戦力ダウンな海常は健闘したんだなと思います。急成長を遂げたエース黄瀬の実力もさることながら早川センパイがリバウンド頑張った結果なのでしょうか。

とりあえずこんな感じで考察は以上です。


その他


▼個人的に萌えた一コマ
イメージ 4

激闘から半年…

こう、新章に入った時の元・ライバルたちとの再会シーンはやはり少年漫画の見どころですねー。

相変わらず仲の悪そうな青峰と火神。

それに対し、「黒子っちー!」と親しげに懐く黄瀬に対する黒子の対応が昨年と比べ随分丸くなってるのが密かな萌えポイントだったりしました。


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