こんばんは
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今週はテレビの前で号泣してました。
yukuです。
セッター交代で落ち込む様子を見せる影山。
ていうか、そんな影山にいつもの日向節で絡もうとするのを「怒られるって」と必死で止めに入ろうとする山口くんが面白かったです。
「さわやか君」菅原さんの投入で、ねらい目はブロックの低いストレートということで早速菅原さんを標的とする及川。しかしそれをすでに読んでいた菅原さん、身長のあるツッキーにブロックチェンジでその裏をかきます。
これには及川さんも少し顔色が変わります。
スタメンを天才一年に奪われた可哀想な三年…
傍から見たらそう映るのかもしれない。
しかし菅原さんはベンチにいたからこそより見えてくるものもあったりして、それが今回のゲームメイクにきちんと糧として活かされてる――
その後もイキイキとした様子で仲間たちに声掛けをし、積極的に作戦を打ち出していく司令塔・菅原さん。
が、間狙いの及川サーブでボールを取りこぼし、点差は厳しくなります。
ということで守備は少数精鋭に切り替えることで打開策を図る烏野。
なんやかや、いい試合になってきます。
しかしながら及川はそんな菅原さんのプレイぶりを観察し、不穏な笑みを浮かべます。
「さわやか君」は確かに優秀なセッターではある。が、ゲーム運びはあくまで教科書どおりの域を出ない。ならばそのような優等生的強敵とは何度も渡り合ったことのある青葉城西にとって恐るるに足らず。
「つきはなしてこ」と強気に発破をかける及川。
そしてその言葉通り、やはり菅原さんにとって厳しい戦況になってきます。
ふとベンチ側に目を移すとそろそろセッター交代の動きも…
とてもピンチな状況だけど、不思議と落ち着いている。
集中力が焦りに凌駕されてない。
それはきっと「目的」が明確だから。
澄んだ瞳でボールを見つめ、集中力を高める菅原さん。
―もう少しここにたたせてくれ
―もっともっと自分の手でトスを打っていたい
でもだからこそ今、この試合に勝たなくてはいけない
そんな菅原さんの想いを感じ取ったのか旭さん、
「次の一本は俺によこせ」
「絶対決める」
うおおお、めちゃアツイ!!!
えっだってあの旭さんが「絶対決める」とかって…
ちょ…かつてないほどの強気で男らしい台詞にめっちゃグっときましたよーー
そしてセッター交代のとき…
清々しい顔つきの菅原さん
そして今回、ベンチに下げられたことでいろいろと学ぶところのあった影山もまた、一皮むけた顔つきになってるようです。
「勝てよ」
そう、後輩セッターに声をかけようとした菅原さん。
ですが、そーじゃないよなって思い直したようで、
「勝つぞ」
と言い換えます。
今回の見どころは司令塔としての菅原さんの実力と、そんな烏野セッター交代によるギャップに圧倒され思いのほか後手に回ってしまった及川さんってとこですかね。
来週からは引き続き、及川vs影山、因縁のセッター対決って構図に戻るのでしょうけど、今週はほんと、後半涙なしでは見られない、ほろ苦くもアツイ良回だったと思います。