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Channel: ゆめかたつの曲解的漫画考
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【今週のジャンプ32号感想】スケット・ダンスとソーマ原作者さんのプリンターが6年目にして円満終了!そしてスモーキーBBがアツい展開になってきました

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コンバンワールドトリガー
yukuです。
 
今週のジャンプ
読んだ順番に感想いっきまーす。
 
 
■暗殺教室
怒涛の期末試験編!
E組の生徒たちには、またしても殺せんせー暗殺に有利なボーナスポイント付き!
というわけで、理事長せんせーには、地球を救うためにも、くれぐれもE組の妨害はしないように釘をさす烏間&ビッチ先生。
ちなみにプール回ではまさかの放置プレイを喰らったビッチ先生、久々の登場に、張りきり気味な様子です。
初っ端から飛ばしてますwww
そして、理事長先生自身は、妨害するようなことはしないと約束したものの、新たなる障害がE組に立ちふさがる予感・・・
なんと、A組の成績トップ6が集結し、E組の下克上を全力阻止するようです(中間試験4位はカルマくんなため、実質は5人)
なお、5人の天才といっても、キセキの世代みたいに全員がイケメンとかいうわけではありません(←どーでもいい)
かなりヤバい感じです。しかも、No.1は理事長先生の息子です・・・。
これはE組、殺せんせーの指導があったとしても、一筋縄では行かなさそうです。。。
 
 
■無刀ブラック
主人公衝撃の事実が発覚。
かなりショッキングな展開です。
 
 
■スモーキーBB
キてる髪型の人を味方に付けたことで、安心して思い切ったボールを投げられると主人公くん。
しかし、迎えるバッター北里(←やっと名前覚えましたー)、なにやら不穏な感じです。
正直、ピッチャーとしての北里は、主人公くんからみて、さほどたいしたことなさそうに見えたのですが、バッターとしての彼は・・・かなり手ごわい相手っぽいです。
ファウルを連続して出して、主人公くんのスタミナ切れを虎視眈々と誘導する北里。
たしかに、主人公くんは、デキるピッチャーかもしれない、しかしながら、北里の見据える甲子園にはもっと猛者がいて、その壁は超え難く、そんな奴らを乗り越えることは敵わなくても、主人公くんをここで潰すことは可能だ。
・・・あー、その気持はわからいでもないですが、北里くん、これはチームの勝利を担うべきエースの発想としてはありえないですね。
灰村という、甲子園で勝ち進める可能性を秘めた逸材を逃してまで、目先の自分の夢にしがみつこうと画策するあたり、背番号1番を背負うものとしての矜持を疑います。
目標に限界を引く北里くんと、越えられない壁を前に意気揚々と挑まんとする主人公。
この差が勝敗を決する大きなポイントとなるのかな。
 
 
■ワールドトリガー
「ボーダーに入りたい」「そして兄に会いに行きたい」「可能性が少しでもあるのなら、じっとしていられない」と千佳。
その決意は硬い様子です。
一方、空閑に目的を与えてやってくれとレプリカに懇願されているオサムは、「千佳を守りなおかつ空閑の目的を与える」という鮮やかなる一石二鳥?を謀ります。
結局、空閑もボーダー入りをすることに・・・。
空閑にとって、とりあえずの目標らしきものはできたのかな。
一回断ったのにボーダー入りを申請しに行くことに対して恥ずかしがる空閑がかわいかったです。
そしてなんと、実力派エリート迅の計らいで、3人は玉狛支部へ転属、オサムをリーダーとし、チーム制で動くことに!
そっかあ・・・空閑も結局、ボーダーになっちゃったかあ。
以前から、空閑には無所属のままオサムたちボーダーをサポートするポジションでいてほしいとは言っていたのですが・・・まあ、これはこれでアリなのかな。
 
 
■黒子のバスケ(220Q)
黒子と青峰のシーン、めちゃ切なかったです・・・
理事長の「キセキの世代は何があっても試合には出す」という方針により、コー・・・監督から、はれものを触るような特別扱いを受ける青峰。
そして加速度的に狂い始めたキセキたちの歯車。
みんながバラバラになってしまうことに不安を覚える桃井マネージャーは、「みんなずっと一緒だよね?!」と黒子に問いすがります。
そして黒子もそんな桃井マネージャーに、「ずっと一緒です」と言うものの、もはや青峰とは溝が深まるばかり。
また、覚醒した紫原も、赤司主将に反抗的な態度を取り始めます。
青峰への特別扱いによって、絆のみならず規律まで狂い始め、チーム崩壊も目前まで迫ってる感じです。
赤司主将にとっては、頭の痛い問題です。
だいたい、大人であるコー・・・監督でさえ、操縦しきれてないんですから、それを赤司主将がまとめあげるとなると、並のキャプテンシーでは適わないことなのだと思うのですが・・・
(あの笠松主将ですら、黄瀬1人に結構手を焼いていたわけですし、今吉主将に関しては、もはや青峰の太鼓持ちしかしてませんでしたしねww)
まあ、赤司主将も、ある意味今吉さんみたいに「勝ってくれたらなんでもえーんや」的な割り切りができるタイプだとまだよかったのでしょうが、恐らく、あの父親との会話シーンを見るに、かなりの完璧主義者として育てられてるっぽいですし、きっと、コー・・・監督が投げたキセキの世代の統率も、完璧にこなそうと頑張っちゃうんだろうなあって思うと、なんだかちょっと、中学生の赤司主将が不憫な感じもしなくなかったりなのです。
 
 
■食戟のソーマ
タクミ、恵ちゃん、えりなお嬢様は、それぞれどーやら審査員である生産者とその家族たち老若男女の舌を満足させることができたみたいです。
恵ちゃんのおでん、めちゃ可愛くて美味しそうでしたーーー。
ところが・・・なんとソーマくん、まさかの課題クリアならず・・・???
いつになく余裕を失った感じのソーマの表情。
一体、どんな料理を出したというのでしょうか。
 
 
■銀魂
連載初っ端からの大河ドラマ(新選組)など、なにかと便乗漫画だった銀魂。
ついに、黒子のバスケの便乗キタァァァ(๑≧౪≦)
・・・いや、まあたしかに秋からアニメ二期も開始することですし、旬といえば旬ですが・・・
あからさまな便乗に笑いました。
そーいえばマユゾン回では、まんまこち亀でしたが、今回も、ガッツリ黒バスネタを絡ませてくる感じなのでしょうか。
てかまさかの次週に続くとか(続くんかいっ)
一話完結じゃなかったですーーーーー(´□` )
 
 
■ニセコイ
銭湯回(´∀` )。。。
小野寺さんのくだり、ドキドキしちゃったです。
春ちゃんは余計なことを・・・
そして、最後のひとコマ、ポーラと鶫ちゃんまで銭湯に・・・?!
ちょ・・・これ次週に続きます?!
激しく続きが見たいのですが・・・
だって、あのひとコマだけなんて、あんまりです(´Д` )。。。
 
 
■スケット・ダンス
終わっちゃったですー。
なんと、「きっかり6年」だそうです。
すごいですね。計算ずくです!
さすが、鼻くそまでカッチリされておられると評される篠原先生らしいです。
しかし、WJでは類を見ないほどの綺麗な終わり方でした。
まさに、円満終了ってやつですね。
次回作に期待です♪♪
 
 
とりあえずこんな感じで以上です!
 


 
スケット・ダンス、終わっちゃいましたね。
そして、6年も連載を続けられた、もはや中堅とも呼べる篠原先生に贈られた、各先生方のコメントがまた興味深かったのですが・・・
 
*黒バスの作者さん
→めっちゃ無難な感じのねぎらいコメント
 
*べるぜバブの作者さん
→同じく無難な感じ&原稿のお手伝いに行って以来ずっと背中を追ってたという素敵なエピソードをカミングアウト。
 
*空知先生
→ねぎらいの言葉&いろいろと言いたいことがあるらしいw意味深だなあ・・・
 
*斉木の作者さん
→篠原先生の一話完結上手っぷりを褒めてました
 
そしてそんな各先生方のねぎらいコメントに混じって、ソーマ原作者さん
→6年間使ってたプリンタが起動しなくなりました…寿命っぽい。丁重に弔います
 
いやいやいやいや
 
プリンターかいィィィィwwww
しかも6年ってとこまで合致・・・
えっ、これは、ネタですか?
あるいは偶然に見せかけた高度なねぎらいコメだったりとかするのでしょうか・・・
 
まあそれはいいとして。
なお本編での食戟のソーマ、なんと、まさかのソーマ超ピンチ展開。
しかしながら、わたし的には、今まで主人公無双が続いたので、ここらでちょっとばかし挫折展開があってもいいのかなあって思いますので、このさい、ソーマのプライドスタボロ展開とかも覚悟してます。
まあ・・・実際、一回失敗したらすなわち退学っていうシステム上、なんらかの救済措置があるのだろうなあって思うのですが・・・
しかし人間、失敗から学び成長するものですし、漫画の主人公のそういう姿にこそ心打たれるものがあったりするわけで、たった一回のミスも許されないこの合宿のシステムは、ちょっと息苦しかったりしなくもないのですよね。
 
そして黒子のバスケは、今週、かなり切ない展開でした(´;ω;`)
もし、あのときメガネ監督がきちんと軌道修正していればなあって思わずにはいられないのですが・・・
監督には監督の立場っていうものもありますもんね
 
帝光編、盛り上がってまいりました!!!
なお、どうしようもなくバラバラになっていくチームメイトたちを傍目に見ながらも止められるすべもなく、黒子にすがる桃井マネージャーでしたが、全中のあと黒子も突然姿を消してしまうっていう未来が確定しているだけに、あのシーンもまたやるせなかったです。
 
しかし、このあともっと怖いのは、キセキの世代たちの神経がこのあと徐々に麻痺していってしまうという展開が待っているということです。
 
今回はまだ、それぞれ、チームが崩壊していっていることに対する自覚だったり焦りだったり疑問だったりが見受けられたように思います。
とくに、青峰は、投げやりではあれど、苦悩していたし、黒子に対しての接し方にも葛藤が見られました。
が、このあとなんらかの出来事を通過することで、そういった気持ちすら失われてしまう展開が待ち受けていることは必至です。
じゃないと、高校時代のキセキの世代たちが、突然退部した黒子に対してああいう接し方はしないんじゃないかなあって思うのです。
 
海常高校との練習試合のあとの黄瀬が黒子に、全中のあとどうして姿を消したのかを問うてましたが、もしあのときの黄瀬がわざとしらばっくれているとかじゃなければ、黒子が辞めたくなった理由というのが本当に理解できなかったくらい、当時の帝光バスケ部の異常な空気に対して何も感じることがなかったのか、あるいは、徐々に麻痺させられていったのか・・・
特別扱いされ、以前はあったペナルティや規律が、自分たちキセキの世代に対してのみいつのまにか治外法権になっていたり、試合にさえ出て勝ち続けていれば、練習をサボろうが、やりたい放題で、恐らく最初のうちこそはみんな、「あれ、おかしいな」「こんなのチームじゃないよね」ってそれぞれ多かれ少なかれ感じてたはずだと思うのですが・・・徐々にそういったことが当たり前になってきて、何も疑問に思わなくなっていったからこそ、やがて黒子が離れていったわけも、「そこにチームはなかった」という黒子の言葉の意味も、純粋にあのときの黄瀬にはわからなかったわけですし、自分の力を生かしきれない新設校に行った黒子の行動をただただいぶかしることしかできない緑間がいたりしたわけです。
 
大人たちが、「強豪校の矜持を守るため」引き換えに目をつぶりさじを投げた、キセキの世代たちの健全な精神的成長、そして、そんな大人たちに変わり恐らく赤司主将統制下でますます歪むチームの歯車。
 
そういった意味で赤司主将はラスボスにふさわしい感じですが、ある意味、赤司自身、救済されるべき最たる位置づけのキャラなのかもしれないと、いまさらですがふとそんな風にも感じたりしました。
 
 
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