コンニチワールドトリガー
yukuです!
三つ巴の題材は秋の味覚・秋刀魚でしたが、世間では一段と冷え込んで鍋の美味しい季節がやってまいりました。
ということで今週のジャンプも読んだ順番に感想行きます!
◆ワールドトリガー
ついに長かった大規模侵略編もいったんの収束を迎えました。
この闘いで行方不明となったC級隊員たち(恐らく「あちら側」に取り込まれてしまったのでしょうか)、そしてトリオン体を持たず生身のまま襲撃を受けて還らぬ人となった貴重なオペレーター隊員たちのことを考えると手放しにめでたしめでたしとはならないものの、一般市民の死者0名は快挙なのかもしれません。
未だ謎の残るは黒ツノたちによるヒュース野放しの真意などですが…
ていうか私が読解力皆無なだけかもしれないんですが結局レプリカ先生ってどうなったんでしょうか???
真っ二つにされたまんま、あのまま消滅してしまったのでしょうか…
「レプリカ先生のおかげだな」というのは、レプリカ先生への追悼の意を含むのか、あるいはレプリカ先生の無事を迅がサイドエフェクトで見通したうえでの言葉なのか、いまいち測りかねます。
◆食戟のソーマ
三つ巴勝負のテーマは秋刀魚!
「香り」要素で葉山
「魚介」要素で黒木場
「大衆料理」要素でソーマ
と、3人が3人ともそれぞれ自分の持ち味を活かせる題材となっておるとのことですが…本当にそうかなって個人的にはちょっと思ったり。
秋刀魚=定食屋の定番っていうのが根付いてる以上、その持ち味を活かすとするならばソーマにとって意外性のあるパフォーマンスは封じられたも同然であり、今までの傾向を鑑みても結構インパクト(意外性)が食戟のステージを盛り上げ、審査員の評価に繋がった経緯があったりするので…
大衆の望む「定食屋の味」プラスアルファを秋刀魚料理に加味しないといけないってことで結構ソーマ的に難易度が高いよなーって思ったりしました。
ていうか早速、恵ちゃんを引き連れて川偵察してるのに萌えました。
もはや恵ちゃんはソーマの秘書…いや嫁ポジやな。
◆火ノ丸相撲
草介の過去回想。
狩谷もいいヤツだなー。
もちろん勝負の世界じゃ怪我なんて珍しくもないことなのだろうしこの件に関して草介には一切何の非もないのですが、それでも大怪我させられた相手に怪我の癒えないうちからあーやってなんの屈託もなく接するというのはなかなかできることじゃないんじゃないかなって思ったりしたので…
それにしてもレイナさん空気やな。
レイナさんだけで語ると読切の方が輝いてたよなー。
まあ初っ端から真剣バトルの連チャンで出る幕なさそうだけど…
合宿編(仮)までの辛抱かな。
そうこうしてるうちに、もはや2巻も今月発売しちゃいましたが。
しかし眠れる獅子である草介と、レスリング高校最強という華々しい経歴の持ち主でもあるチヒロとの勝負はアツイな。
チヒロの、あの底抜けの明るさもいいですね。
一昔前の漫画ならまさに主人公気質って感じで…
◆(読み切り)箱入り娘
『めだかボックス』の西尾維新先生・暁月あきら先生コンビによる読切作品!
冒頭の「不良だからって~」のくだり、めちゃんこふむふむって感じでした。
いわゆる映画版ジャイアンの法則ですかね。たしかに普段から道を踏み外さず真面目に良いことをしてる人種より、不良のたまの善行が褒め称えられるのは不公平感ありますあります。
それはさておき、最後のオチがいまいちよくわからなかったんですがこれは私の読解力の問題なのか??
「拾ってください」の箱は望めばなんでも運んでくれる、そして望む場所に届けてくれる機能もある…要するに宅配便の類ってことなのでしょうか?
いや、箱の機能(使用方法)的にはおぼろげに理解できたものの、「拾ってください」の意味に主人公が気づくくだり、どういう言葉遊びのカラクリなのかがいまいちわからないまま、もやっとした読後感だったことは否めませんでした^^;
そしてこの話を読んで、箱=いわゆるドラえもんの四次元ポケット的な要素があるとするならば、以前西尾先生がめだかボックスのコミックス扉で「もしドラえもんがいたら」的なコメントをされていた際の、西尾先生自身が嫌悪していた昔の自分のアンサーをまさに体現しているのが今回の主人公なのかと思うと若干含蓄深いものを感じたりもしました。
◆ニセコイ
今週は体育祭ネタでした。
ということはようやくニセコイ世界に現実の季節が追い付いたってことですかね?
たしかすごい季節外れな時期に七夕回があったりしましたもんね。
銀魂やリボーンみたく、いっそのこと割り切ってサザエさん方式にしちゃえばいいのにって思うのですが…とくにこう、1話完結モノの季節行事がある漫画ですし。
スケット・ダンスは結構その点、かたくなにサザエさん方式を拒んでたんで途中、時間の流れが恐ろしくスローで展開的に苦しかったですからね^^
まあ単行本にすればそうしたもやもやも解消されるんですかね。
小野寺さんのラッキースケベ(というほど大したものではなかったが)今回は微妙やったな。いやゴムひものパン食い競争でぴょんぴょん跳ねる姿にけしからんな連想をするってさすがに無理あるやろ!と思ったりしたわけです(笑)
文句多くてすみません…
こんな感じで以上ですっ。
火ノ丸相撲、早いものでもう今月2巻発売ですよ!
ていうかこうも正ヒロインの登場が遅いWJ漫画も珍しいと思うんですよね。
それ以外はほんと、めちゃんこサクサク展開で特にライバルキャラの出し惜しみのなさは素晴らしいと思うんですが、敢えてのヒロイン空気化で、これって今のWJではなかなかの冒険じゃないでしょうか。
そりゃカワイイヒロインちゃんを出しときゃアンケ取れるっていうもんでもないでしょうが、やはり今の時代、ヒロインの萌え要素皆無のまま2巻突入って厳しいものがあるのではと思ったりしちゃうのですが、しかし掲載順などを見る限りではそうそう人気が落ち込んでるってわけでもなさそうなんですよね。
うーん、「可愛いヒロインは早めに出しとくのが常套やろうが」っていうこの発想自体が旧世代WJ読者さもありなんってことなのかもしれないですが…^^;
しかしヒロイン微妙だなー。
火ノ丸相撲作者の川田先生が好きなマンガの1つに『黒子のバスケ』をあげられてましたが、ヒロインの扱いに関しては見事に踏襲してるなーって感じですね。
逆にライバルキャラへの力の入れようも半端ないですけどね。
●ヒロイン2人のポジショニング
(スカウター役と敵側ヒロイン)
●ライバルがさっさと負ける
(前のめり発車)
このへんは黒バスの流れまんま踏襲ですし、となればそろそろヒロインより可愛いマスコット的動物キャラも出てくる感じですかね。
が、がんばれレイナさん……
とりま飯マズ属性キャラは火ノ丸だったのでレイナさんは黒バスヒロインズの属性をくれぐれも受け継ぐことなく普通に料理上手だったりすると大変ありがたいです…