Quantcast
Channel: ゆめかたつの曲解的漫画考
Viewing all articles
Browse latest Browse all 334

【今週のジャンプ感想21号】黒子のバスケ258Q。ついにレオ姉の虚空のシュートを見破った日向!!そして全力を出し切ると決意した木吉もまた…着々と点差を詰める誠凛のターンか?!

$
0
0
こんにちわじマニア
yukuです。
 
銀魂人気投票では高杉人気のワケが正直いまだに判りかねる結果だった今週のジャンプも読んだ順番に感想いっきまーす。
 
 
◇食戟のソーマ
まさかの創真への敗北に打ちひしがれ、衆目も顧みず地べたにはいつくばりながら悔しさに泣きわめくアリス。お人形のように澄ましていた顔を歪めて悔し泣きするその表情にグっときちゃいました。
 
しかしさすがににくみちゃんみたいにコロっと陥落はされなかったようで…
 
なお、相変わらずの減らず口を叩きつつ会場を後にしたアリスを見送ったえりなお嬢様、「いいわね、貴女はそうやって気ままに泣けるんだもの」とつぶやきます。
 
アリスはアリスでえりなに対し幼少期からコンプレックスを持ち続けていましたが、えりなもまたアリスには測り得ない、頂点に立つ者特有のジレンマみたいなものを抱えているのかなっていうことが垣間見えた1コマでした。
 
そして次の対戦者は恵ちゃんと、あのアリスの付き人のひとですかあ。
審査員の心を震わせる系の料理という意味では結構いい勝負になりそうです。
 
そしていつのまにやら観客席を取り仕切るにぎやかし担当吉野さん。
あの気位の高いにくみちゃんまでなんやかや吉野さんのペースになってたのが面白かったです。吉野さんもなかなか侮れないのです。
 
 
◇ワールドトリガー
風間さんを馬鹿にされたってことでいつになく負けん気の強さを発揮する菊地原さん。しかし風間さんたちの説得によりひとまず戦闘回避というもっとも賢い手段を取ります。
 
迅さんのサイドエフェクトの予知やばい…
 
空閑たちは間に合うのか。
 
ていうかオサムのピンチはたしか三輪さんが助けるってこの前サイドエフェクトが言ってましたよね。
 
三輪さんは果たして来てくれるのでしょうか( ;∀;)
 
 
◇ニセコイ
マリーとはまた違ったカタチでグイグイ来ますねこの新キャラも。
そしてあのマリーが新キャラの前でたじたじになってる感じだったのがなんか新鮮でした( ´Ψ`)弱みでも握られてるのかな。
 
そして新キャラ先生の小野寺さんへの意味深な視線も気になります…
 
なんとなく昔連載してた『あねどきっ』て漫画のヒロインのお姉さんを彷彿としてしまうキャラだと思いました。
 
でもまあ姉御系キャラが加わったことでラッキースケベの幅も広がるというものですね。
 
個人的にはこれまでのほのぼのな感じが可愛くてすきでしたが、まあ、せっかくのラブコメですしラッキースケベの引出しは多い方がいいっていうのはあるのかもですね。
 
 
◇ハイキュー!
いつもはスルーしてるのですが、アニメで観ている関係でちょっとだけチラ読みしてみました。
 
マネージャー(?)の女の子(メガネかけてる黒髪ロングのコじゃない方のコ)が可愛かったです。
 
影山のバレバレ変装ワロタです。
緑間さんかっwww
 
しかしアニメではまだあんな感じの影山ですが、きちんとチームで戦う感じの選手になってるのが感慨深かったです。
 
そして日向とメガネ君がなんやかや仲良さげ???
でもないか…^^;
 
これはアニメの方でも各キャラの成長っぷりを追うのが楽しみな感じです♡
 
 
◇黒子のバスケ
なるほど、声の出し方ひとつをとっても、主将の素養は測れるのですね。
たしかにコート上で喝を入れられるなら、よくとおる、力強い声がいいですよね^^*
 
日向キャプがモノローグで「リコ」呼びしましたーーーー!!!
 
実は足の怪我がこれ以上悪化しないよう、セーブをかけながら戦っていた木吉。
いやそれが賢明な判断だとは思うのですが、結果的に木吉はこの先の未来よりも「今」勝つために、日向キャプテンの苦言やリコちゃんカントクの涙を振り切り、最大限の力を出してこの劣勢を盛り返そうとします。
 
そしてそんな木吉の姿に日向、「結局こうなるんならもう止めねーよ!」「最後くれー思う存分無茶してこい!」と木吉の意志を尊重します。
 
キャプテンとしては苦渋の決断だっただろうなあと思うと同時に、かつて「天才たち」の存在に打ちのめされ、バスケ辞めようとまでしていた日向が、自分が授からなかったバスケの天才的才能を持つ「無冠の五将」木吉に初めこそは反発し、しかしながら同時に木吉のその才能を潰したくないとおそらく誰よりも思っていたであろうそんな日向だからこそ、今回のシーンはより一層グっとくるものがありました。
 
そしてリコちゃんカントクの涙…(;;)
 
なおついにレオ姉の「虚空」を攻略した日向。
このWCで勝つために、厳しい修行でバリアジャンパーを身につけたからこそ見抜けたレオ姉のフェイクのカラクリ。
 
というわけでこっからがゴール下の踏ん張りどころですね!
 
黛さんは黒子によって、葉山は伊月によって、レオ姉は日向(&小金井)によって、そしてもし次のC対決で根武谷が木吉に攻略されてしまえば赤司一気に王手かけられちゃう感じですかね?!
 
いや、まだ葉山リベンジ回があるか…
 
赤司ターンの前にもう一度、葉山と火神のフォワード対決があったりするのかもしれないですけどね。
 
ていうかあと10分とかやばい。
これはけっこうガチで「もう1人の赤司」イベントは次回の試合持越しっぽい気がしなくもなかったりしてきました。
 
こんな感じで以上です!!!
 

 
黒バスってこのまま決勝戦が終わったら連載終了するんですかね…
 
黒バス作者さんがスラダン作者の井上先生リスペクトならばそれに倣って2年生編とかはやらずにスパっと連載終了しちゃいそうな気もしなくはないですが…
 
数多ある前例により、ジャンプという雑誌は引き伸ばしに対する批判の声が大きいので、昔に比べたら無理な引き伸ばしはさせないで終わらせちゃう可能性なきにしもあらずといったところでしょうか。
 
そしてもうひとつ重要なのは、テニプリや黒バスのヒットによって、スポーツ漫画をヒットさせるのに「正統派スポーツ漫画」である必要は必ずしもないということが判明したということです。
 
いち読者の分際でアレなこと言いますが、ぶっちゃけ、超正統派スポーツ漫画を創るよりは、スポーツ漫画+αな漫画を創る方が、枝葉を広げられる分、手を出しやすいというのがyukuの個人的所感です。
 
正統派スポーツ漫画はまずその題材とするスポーツになによりも「リアルさ」が求められ、それは得てしてぶっとんだ展開や萌えられるキャラ、派手なアクションなどとは相反するものになってしまいます。
 
取材内容も緻密さが求められる上、漫画家本人の経験値・画力・専門知識、そして日進月歩で変化する時流にも乗らないといけないし、そんなこんなで苦労して創っても、ド派手な超能力スポーツ漫画より人気が出なかったりする場合も多く、まあいってみればハイリスクローリターン的な…
 
それだったらとんでもスポーツにしちゃって、もちろん「リアルさ」を求める層からはそっぽ向かれるでしょうが、それを切り捨てても余りある層からの支持を得られれば何も苦労して「正統派スポーツ漫画」を創らなくてもヒット作は充分産み出せるとなると、ますます正統派スポーツ漫画創りは敬遠されるジャンルになっていくわけです。
 
編集者側によほどの「正統派スポーツ漫画」へのこだわりがあったりするのでなければ、たとえばもしyukuがスポーツ漫画を1本ヒットさせなければいけない立場の編集者だったとしたら正統派スポーツには手を出さないかな。
 
それより、取材はほどほどでよくって、作者の経験値もほどほどでいい「なんちゃってスポーツ漫画」を企画して、その辺の、見込みありそうな新人漫画家さんを適当に漁って描いてもらうかなーーー。
 
というわけでなにがいいたいかというと、たしかに黒バスは、かつてのスポーツ漫画暗黒時代ともいえる2000年代後半のWJにおいて、ようやくヒットしたスポーツ漫画という意味では貴重なのかもしれませんが「正統派スポーツ漫画」としてヒットしたとは到底いえない部分で、スラムダンクの後継とは言い難く、次のスポーツ漫画がヒットするまでどうしても引き伸ばさなければいけないってほどのものではないのかなってことです。
 
要するに「正統派スポーツ漫画」として大ヒットを果たしたスラダンよりかは、量産しやすいスポーツ漫画ということが言いたいのです。
 
だからこそ、WJに多大な貢献をしてきた黒子のバスケという作品は、その終わり方もかつての引き伸ばし漫画よりかは気持ちのいい感じで幕を閉じさせてもらえるんじゃないのかなって思います。
 
とはいえ、個人的には黒子のバスケ、続いてほしいんですよね。
 
恐らく藤巻先生のヒット作が読めるのは黒バスだけのような気がしますし、まだまだライバルキャラたちのターンも見せどころはたくさんあると思われますし、決してこの決勝戦が終わって新章に移っても「引き伸ばし漫画」にはならないと思うのです。
 
できれば、ただでさえいろんな要素を詰め込みすぎなこの決勝戦、全部回収されなくっていいですから、しこりを残したまま次回へ持越しって風にしてほしいですねー。
 
いろいろと生意気なことを好き勝手書きましたが、決勝戦ついに第4クオーターの10分を切った今、いち黒バスファンとしてはもう少し読んでいたいっていうのが偽らざる気持ちです。
 
 
******************************
▼ブログランキング参加中です▼
******************************
 
 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 334

Trending Articles